結婚式の「万が一」に備えるための保険「ブライダル保険」って知っていますか?
今回のコロナウイルスの件で結婚式の自粛や会場の休業が続く中、注目が集まっているのがこのブライダル保険です。
でも「ブライダル保険」という名前さえ初めて聞いた!という人もいるかと思います。そこで今回はブライダル保険について、気になることをまとめてみました。
感染者数がやや落ち着きを見せているとはいえ、冬前にまたコロナの第二次流行があるかも?といわれている今、備えるにこしたことはありません!ぜひ参考にしてください。
目次
ブライダル保険とは?
「ブライダル保険」とは突然のアクシデントで結婚式をキャンセルや延期することのなった場合のキャンセル料や、当日のアクシデント補償に対応した結婚式総合保険です。
式場やインターネットで申し込めます。ブライダル保険を取り扱っているのは「あそしあ少額短期保険」という保険会社です。結婚式の45日前まで加入できます。
ゼクシィや結婚式関連アイテムを取り扱うPIARYのサイトからも申し込みができるようになっています。
Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
保 険 料 | 5万円 | 3万円 | 1万円 |
保 障 額 | 850万円 | 500万円 | 150万円 |
全て保険料の支払いは1回のみなので、お財布にも優しいところがポイント!
ブライダル保険が使える具体的な事例
さてブライダル保険で気になるのは、どんな時に適用されるのか?という点です。
保険があるから大丈夫!とキャンセルしたのはいいけれど、保険適用外だと泣くに泣けませんよね。
でも結婚式をキャンセルすることって、そこまでレアケースでもないんです。
<結婚式をキャンセルする事例>
- インフルエンザで挙式キャンセル
- つわりがひどくて入院
- 切迫流産で自宅安静が必要
- 挙式前に交通事故で入院
- 親が挙式直前に亡くなった
これらはすべて誰に起こってもおかしくないケース。そして上記で紹介したケースはすべてブライダル保険で補償される事例です。
「結婚式をキャンセルなんて!」と思うかもしれませんが、いったんキャンセル…という事態になればキャンセル料は軽く100万円超!
全額負担なら300万円なんてこともあります。やはり高額な費用が掛かる結婚式ですから、ブライダル保険があると安心ですね。
ブライダル保険に加入する際に確認すべきこと
ブライダル保険でカバーできる具体的な事例を紹介しましたが、どんなことでも保険がカバーしてくれるわけではありません。
やはり保険に加入するまえに、何が保険適用条件なのか…など細かい所まで確認しておく必要があります。
加入する保険がどんな場合に適用されるのか
ブライダル保険が適用される項目は、大きく分けて4つあります。
下記で詳しく見ていきましょう。
- 新郎新婦・両親・子供・兄弟姉妹が亡くなったとき
妊娠4ヶ月を過ぎた死産も適用されます。ただし祖父母の不幸は含まれません。 - 新郎新婦・両親・子供が7日以上の入院
検査入院や保険加入前から予定している入院は適用外 - 挙式当日の入院や、医者からの安静指示(対象は新郎新婦のみ)
- 自然災害で自宅が半壊以上、または家財道具100万円以上の被害
自然災害には地震・台風・津波・噴火・風災・雪災・火事・爆発・破裂が含まれます。
もちろん自分都合のキャンセルには適用されませんが、不慮の病気や事故の際には心強い味方になってもらえますね。
保障金額の上限は?
保証金額の上限は掛け金にもよりますが、最大850万円です。しかしキャンセル日によって、100%保障から2%保障まで保障金額の上限が変わってきます。
例えば、たいていの結婚式費用がカバーできる【3万円 500万円保障】のBプランを参考にしてみましょう。
事由発生日 | 保障上限 | 保障金額 |
挙式当日 | 100% | 500万円 |
挙式前日 | 95% | 475万円 |
2~10日前 | 80% | 400万円 |
11~20日前 | 60% | 300万円 |
21~30日前 | 50% | 250万円 |
31~60日前 | 45% | 225万円 |
61~90日前 | 35% | 175万円 |
91日以降も細かく上限が分かれているのですが、今回は例なので90日前までを記載しています。
海外リゾート婚の場合
海外リゾート婚でも万が一に備えたいですよね。でも残念ながら、海外リゾート婚の場合はブライダル保険が適用されません。
この保険は日本国内の挙式披露宴のみ適用されるプランです。
今回のコロナのような場合も適用されるの?
今回のコロナは誰もが予想しなかった事態です。でもブライダル保険に入っていればコロナでも保障内です!
ただし、条件は他の傷害疾病と同じで、新郎新婦・両親・子供が7日以上の入院及び、医者からの指示で自宅待機になっている場合に限ります。とても嫌な話ですが、コロナが原因でお亡くなりになった場合も含まれます。
また条件以外の身内や、招待客にコロナ患者が出たとしても適用されません。
あくまでも前項で紹介した「不幸・入院・自宅待機指示・災害」のいずれかの条件に該当しなければ、コロナでも保障額はおりないので気を付けてくださいね。
もしもの場合に備えてブライダル保険をチェックしよう
誰でも式場をおさえた時にはキャンセルのことなんて考えません。だからプランナーさんからブライダル保険のことを聞いても断る人も多いようです。
しかし、不慮の病気や事故は誰にでもおこりうるもの。1万円からでも保険に入れるので、万が一に備えておくのも賢い選択なのではないでしょうか?
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