結婚式と言えば土日に行われるのが慣例となっています。
それは、新郎新婦の仕事の休みは土日が多い事、そして、招待客の出席のしやすさを配慮した結果だといえるでしょう。
それに平日の結婚式だと、人気の式場も予約しやすかったり、割引のサービスも多いの!!
「仕事の都合上平日の結婚式がいいけど非常識かなぁ…」
「平日の結婚式に友達を誘うのは迷惑かなぁ…」
平日に結婚式を行う人は少ないですが全くいない訳ではありません。
人気の結婚式場だと土日ウエディングは空きが少ないことから、希望時間が通りにくいことから平日ウエディングを検討されるカップルもいます。
ここでは、平日結婚式のメリット・デメリットおよび、平日結婚式を挙げるにあたって注意するべきことをまとめています。
平日に結婚式を検討している方は参考にしてください。
平日結婚式は非常識なのか?
結論として、今の世の中では平日結婚式はどちらかといえば「非常識」に感じる人が多いです。
「じゃあ、やっぱりダメなんだぁ」と思わないで!あくまでも一般論。
比較すれば土日休みの人が多いのは当たり前です。
ですが、結婚式を挙げるカップルには、それぞれ正当な理由があって平日に結婚式を行うはず。
大多数の人が平日休みだからと言って、平日ウエディングが好ましくない理由にはなりません。
平日の結婚式は微増加傾向
それでは実際どのくらいのカップルが平日ウエディングをあげているのか見てみましょう。
下のグラフはゼクシィ結婚トレンド調査の2016年度の実際挙式披露宴を挙げた曜日をもとに作ったものです。
グラフから、比較すると首都圏では平日ウエディングがやや多いものの、土日祝日に結婚式を挙げる人が圧倒的大多数です。
ですが、2018年の首都圏件の結果は月曜から木曜が6.6%、金曜が4.7%で合わせて11.3%となっており、2016年では10.4%なので平日に結婚式を行うカップルが少し増加傾向にあんです。
もちろん地域差もあるので注意は必要ですが。
なので、平日結婚式が多少なりとも増えていることは当たり前のように感じます。
平日の結婚式が急増しない理由は出席して頂くゲストの都合が土日祝のがいいため
結婚式は親族や友人にゲストとして来て頂いて今までの感謝を伝える場です。
そして大切な人たちに「これからは夫婦ともどもよろしくお願いします!」と配偶者を紹介する場です。
もちろん主役は新郎新婦なのですが、新郎新婦はゲストに出席をお願いして「来て頂く」立場になります。
そのため、出席して頂くゲストの都合を最優先するため、結婚式を土日祝に行うとが一般的なのです。
では、あなたのゲストの顔ぶれを思い出して考えて見ましょう。
どうでしょうか?
また、少数でアットホームに結婚式をしてい人や家族だけで行うカップルにもゆったりした時間を過ごせておすすめです。
一般論では参列してもらうゲストが土日休みが多いことから、「非常識だから平日の結婚式はやっぱりダメだぁ」と思ってしまいがちです。
ですが、あなたが招待するゲストが土日休みでないなら、ゲストの都合をしっかりと優先しているので問題あるません。
平日結婚式のメリット
平日の結婚式が一概に非常識でないことがわかりましたね。
ですので、実際に平日に結婚式を挙げるメリットにはどんなものがあるか見ていきましょう。
平日に結婚式をするメリットまとめ
- 平日結婚式は割安プランが適用される
- 時間の制限があまりない
- 他の結婚式を気にすることなくゆったり過ごせる
一つひとつ詳しく見ていきましょう。
平日結婚式は割安プランが適用される
平日ウエディングは、予約数が少ない、もしくは予約が入らないため、各式場で稼働率を高めるために「お得な平日プラン」を用意しています。
各結婚式場で、プラン内容は様々ですが、土日ウエディングよりも安く設定されており、「最大110万円OFF」など、様々な特典も会場ごとに設けられています。
ここに特典の一例をあげておきます。
- 新郎新婦のスイートルーム一泊
- 挙式時間の自由設定
- 生バンドサービス
- 記念写真プレゼント
- 料理のグレードアップ
- フラワーシャワー特典 など
その他、会場によっては「お得な特典あり」とだけ謳っているところもあるので、会場で確認すると良いでしょう。
時間の制限があまりない
平日ウエディングは、基本的に予約があまり入らないため、挙式披露宴の時間を自分の希望通りに入れることができます。
また、披露宴の時間もゆったりと設けられ、次の結婚式が始まるからと急かされる心配がありません。
例えば、昼過ぎから親族を招いて披露宴を行い、夕方からは夜にかけてライトアップした会場で友人を招いたナイトウエディングをする2部制のウエディングにすることも可能です。
これは時間の制限がないウエディングならではの特権ですね。
他の結婚式を気にすることなくゆったり過ごせる
当日は他に予約披露宴が入っていないところが多いので、貸し切りウエディングのようにゆったりと会場を使うことができます。
ゲストの方々も、他の披露宴ゲストと鉢合わせすることないうえ、式場スタッフも一組の披露宴だけに集中できるのできめ細やかなサービスを受けることができるでしょう。
平日結婚式のデメリット
では、平日ウエディングのデメリットはどのような事があるでしょうか?
平日に結婚式をするデメリットまとめ
- 平日休みの人が少ないためゲストに迷惑がかかる
- 親・親族に反対される
- 規模が小さくなる
具体的に考えてみましょう。
平日休みの人が少ないためゲストに迷惑がかかる
平日休みの人は土日休日の人に比べて圧倒的に少ないため、招待客が会社の有休をとるなど、迷惑が掛かります。
特に遠方からのゲストを平日ウエディングに招待する場合、せっかく一泊部屋を用意したとしても、会社を2日間も休むことになってしまうため、当日とんぼ返りする形になるのでゲストに負担がかかります。
そのため多くの人にとって、都合が悪い平日は、どうしても招待する人数が限られてきます。
これらの理由から、平日ウエディングの場合、多くのゲストの方に「非常識だ」と言われてしまいます。
親・親族に反対される
平日挙式にしようと思うと、親・親族に相談する時点でほとんどのカップルが反対を受けます。
親・親族は土日の結婚式の、さらに昼の披露宴を良しと考える方が多いので、いくら平日は割安だからといっても、土日にしなさいと平日ウエディングに反対される方が多いのも事実です。
規模が小さくなる
どうしても招待客の都合を考えると、平日ウエディングは土日の結婚式と比べて招待客が少なく、規模が小さくなってしまいます。
豪華なウエディングを夢見る花嫁にとっては、理想の結婚式が挙げられないかもしれません。
そのため、小規模なカジュアルウエディングが主流になっています。
ここに、平日ウエディングで利用される会場の比較グラフがあります。
顕著に平日ウエディングの特徴が表れていますのでご参考にしてください。
このグラフから分かるように、平日ウエディングは圧倒的に式場内のレストランが多く、次に一般の披露宴があげられるタイプのレストランが多いことが分かります。
つまり、平日ウエディングは結婚式場やホテルと比べてカジュアルに小規模に行うレストランウエディングが主流ということになります
このことからも見て、平日ウエディングはどちらかというとフォーマルなイメージが薄い事が分かります。
平日結婚式の注意点
先にも述べましたが平日だから非常識は一概に言えないです。
ですが、一般論的にそう思う人が多いのが事実なので、お互いに嫌な気持ちをしないために注意点を確認しましょう。
また、平日プランの思わぬ落とし穴もあるので合わせてご紹介します。
平日の結婚式を非常識で終わらせないために最大限配慮する
先にも書きましたが親・親族、招待客に土日休みの人が多いからという理由から、配慮に欠ける、非常識だ、と言われてしまうので、平日の結婚式は招待客の理解が必要です。
本人たちは平日結婚式でよくても、親戚縁者から後々文句を言われるのは両家の親。
必ず、両家の親には相談という形で、「平日結婚式」の許可をもらうことが大切です。
平日の結婚式は費用がお得になったり、仕事の業種によっては休みを取りやすいなど平日に行いたい理由があると思いますのでその話を踏まえて話し合いましょう。
ですが、今は結婚式のスタイルも多様化してるので小規模な式やパーティー形式で親族を招待しないなど平日でも行いやすいスタイルを選んでみましょう。
友人を招待する時は自分が休みにくい日に誘われる立場だったらと想像して誘う
やはり平日の結婚式に理解がある人とない人がいるのは事実です。
となると「やっぱり友人を誘うのは迷惑かなぁ。」と思ってしまいがちですよね。
なので、必ずお誘いの連絡はしましょう。
できれば、友人に直接あって伝えるのが一番いいです。
ですが、直接会うのは難しい場合もあるとあると思うので、ひとり一人に個別に連絡をとり結婚式の出席の打診をしましょう。
伝える時は、やはり平日の結婚式は珍しいので平日に結婚式を挙げる理由を伝えます。
そして、ぜひ結婚式に来て欲しいけど無理はしないでという気持ちで伝えましょう。
招待状の書き方も工夫する
招待状の中に「平日の挙式でご迷惑をおかけいたしますが、当日はお顔を拝見できること、楽しみにしております」などの一筆があると、とても感じの良い招待状になります。
結婚式は、2人のハレの日ですがたくさんの人がかかわってくる行事でもありますから、招待客の皆さんに配慮する心配りが大切です。
平日でも曜日や時間帯に配慮する
平日結婚式を挙げたいカップルは休前日の平日を選ぶと理解を得やすくなるでしょう。
友人を多く招待したいなら、挙式披露宴の時間帯を遅くすると半日休むだけですむこともあるので誘いやすいです。
また、ただでさえ平日で休みにくい人もいるので、会社の決済が多い「五十日」(5、10、15、20、25、30日または月末のこと)を避けることもおすすめです。
平日プランは安いが内容の確認が必要
平日結婚式は、割安プランが用意されている会場がほとんどですが、実際のプラン内容をよく確認する必要があります。
確かにウエディングプランに平日は最大50%OFF!と書いてあっても、土日の結婚式にはついているけれども、平日結婚式には含まれないものがあるので注意。
注意したい平日結婚式に含まれていないもの
- 衣装
- 音響
どんな挙式でもそうですが、プラン内容は一つ一つ確認しましょう。
平日結婚式のまとめ
平日ウエディングにしたいという理由は様々だと思います。
新郎新婦の仕事が美容師のような、本人や上司が平日休みの人もいるでしょう。
2人の式とはいえ、お祝いしていただく側ですから、招待客のご都合を鑑みたうえで結婚式の日時を決めましょう。
最大限に配慮すれば気持ちは伝わります必要があります。
親の理解がもらえたうえで披露宴のプランを考えていくと後々問題になりません。
また、平日ウエディングは仕事を休まないといけない招待客もいます、日取りが決まった時点で早めに連絡しましょう。
普通の結婚式でも、大切なご両親への配慮は必要なので、みんなでよく話し合って決めてね♪
平日はお得なプランが本当に多いので、カウンターを利用してプロと相談しながら決めるのもおすすめです。
理想の式場がきっと見つかる結婚相談カウンター徹底比較も参考にしてみてください。
平日だけど、どうしてもこの日に結婚式をしたいと思う日があるなら2人きりの挙式もできます。
また挙式と披露宴を別日に行う事もできるのでやるかたはたくさんあります。
下記の記事も参考にしてください。
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