今度ドレスの試着に行きます。ドレスの種類はいろいろ情報があり、試着してみたいものがイメージできているのですが、新郎の衣装も種類があるのか気になりました。
彼も一緒に行くので、どんな種類があるのか教えてください。また、新郎の衣装のレンタルの相場も知れると嬉しいです。自分たちで準備するものはありますか?
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新郎洋装の衣装種類
男性の洋装の種類は多きくわけて4つあり、昼の正装、夜の正装と時間帯によって着用の原則があります。
ただ、日本ではあまりルールが浸透しておらずデザイン性を重視して選ぶ人が多いですが、原則を知っておくとスマートです。
昼
モーニング
昼間の式だともっとも格式が高い正装です。
上着の前の裾が丸くカットされていて、後ろの丈が膝まであります。黒の上着にグレーの縦縞ズボンが正式です。
足長に見える効果があります。最近は自由なデザインが多いです。
フロックコート
ジャケットの前裾が水平にカットされた膝丈の上着とパンツ、ベストを着用する。
背が高い人にそすすめ。背が低い人は重く見えるのでバランスに注意。
夜
テールコート
午後6時以降の正式礼装で、日本では燕尾服と言う。
上着の前が短く、後ろがツバメの尾のように長く伸びた上着をのもの。
タキシード
日本では新郎の衣装として定番だが、本来は午後6時以降の礼装です。
ウイングカラーシャツと黒の蝶ネクタイ、カマーバンドかベストを着用します。
背が低い人にもよく似合います。
実際の着用率
「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」による新郎の着用した衣装の種類は下記のようになります。(複数回答可)
新郎の衣装選びのポイント
新郎の衣装選びは会場の雰囲気や体型に合っているかと新婦の衣装とつり合うバランスを考える事が大切です。
例えば新婦のドレスにボリュームがあるものはジャケットの裾が長いものが似合います。逆にボリューウムを抑えたドレスすは細身のウェアを選ぶとバランスが良いです。
後ろ姿と遠くから見たシルエットも確認必須です。
男性衣装の色
今は男性の衣装もホワイト、ブラック、ネイビー、シルバー、シャンパンゴールド、ワインレッド、ブルーなどカラーバリエーショ豊富で衣装選びが楽しいです。チェックなど奇抜なものもありますよ!同じ色でも使用されてる布の材質でも雰囲気がかわります。
顔なじみと新婦のドレスと色が合えば何色を着ても問題ありません。
小物
新郎の衣装で必要なものは下記のように意外とたくさんあります。
洋装に必要な小物
- タイ
- ベスト
- 靴
- ブートニア
- ウィングカラーシャツ
- グローブ
- サスペンダー
- アームバンド
- カフスボタン
- ポケットチーフ
- 靴下
会場によりますが小物を自分で用意する必要があるものもありますので、衣装のレンタルに何が含まれているか確認しましょう。(上の2つはタキシード代に含まれることが多く、ブートニアは装花代の項目に入っています。)
当日あるといい小物
当日はならない環境で汗をかくので、下着の着用を忘れないようにしましょう。2次会があるなら予備も持っていきましょう。
そして、汗を拭けるようハンカチもお忘れなく!白いものにしましょう。
衣装の相場
新郎の衣装の準備方法は女性同様「レンタル」するか、「購入」するかでそれによって費用の相場は変わってきます。(参考:「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」)
【新郎衣裳総額】16.3万円(小物を含めると)
- タキシード:12.6万円
・レンタル(首都圏):12.6万円
・購入(首都圏) : 11.4万円 - フロックコート:11.9万円
・レンタル(首都圏):11.5万円
・購入(首都圏) : 15万円
あくまで相場なので、あなたの式場で気に入ったものの金額を聞いて判断しましょう。
新郎の衣装の持ち込み料は1~2万円が多いようです。
お色直し
女性がお色直しをすれば男性もお色直しをするのが一般的です。当たり前ですが、お色直しをすればもう一着準備する必要があるので費用が高くなります。
お色直しの節約方法
もう一着借りるのではなくベストやタイなど小物を変える方法があります。
写真を見てわかる通り小物を変えるだけで印象が変わります。もちろんタキシードは同じものです。
お色直し用にネクタイチェンジで約3,000~5,000円、ベストをチェンジする場合1万〜15,000円の費用になるので、もう一着借りて12万円かけるよりだいぶ割安です。
結婚式の衣装代は新郎新婦だけのではありません。なので、予算に収まったと簡単に安心しないでください。下記の記事で衣装代について詳しくご紹介していますのでご覧ください。