結婚式の象徴でもあり、華やかに宴を盛り上げてくれるのがウエディングケーキです。
砂糖が貴重だった時代に砂糖を惜しげもなく使ったウエディングケーキは、豊かさや繁栄の象徴となり、幸せを分かち合う意味でゲストにも振る舞われるようになりました。
今回はウェディングケーキの種類やお値段、オリジナルケーキのアイディア、演出など全てご紹介します。
目次
ウェディングケーキの値段・相場
ウェディングケーキは今は生ケーキが主流で値段の相場はゲスト1人あたり800円~1200円と言われています。
- ウエディングケーキ(生ケーキ)……平均7万2005円
- ウエディングケーキ(イミテーション)……平均4万7993円
参考「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」
ウェディングケーキは会場のプランに入っているケースが多いですが、オリジナルのアレンジを加えると割高になることもあります。
ウェディングケーキには種類がある
最近では断然生ケーキが主流ですが、種類がいくつかあります。
生ケーキ
スポンジケーキの上に生クリームや色とりどりのフルーツでデコレーションをしたもので長方形一段や1〜2段重ねた物が主流です。味やデコレーションも様々で個性豊かなアレンジが可能です。
イミテーションケーキ
ケーキ入刀する段だけが生ケーキになっていて、上の段は実際には食べられない演出用のケーキです。ホテルなど広い会場では後ろの人にもよく見え、華やかさが出せます。
クロカンブッシュ
フランスのウェディングケーキといえばこれと言われるほど主流です。
小さなシュークリームを円錐型に積み上げたもので高さがある物ほど縁起がよいとされています。
シュガーケーキ
固く焼いたフルーツケーキに、生クリームではなくシュガーペーストでデコレーションしたイギリスの伝統菓子のこと。
1段目はゲストへ配り、2段目は披露宴に来れなかった人へ贈り、3段目は結婚1周年か最初の子が生まれたときに食べるというのがイギリスの習わしです。
オリジナルデザインのウェディングケーキ
会場によってはオーダーメイドのオリジナルケーキを注文できます。
2人の趣味や思い出の場所、結婚式のテーマをモチーフにデザインすることができるので、2人ならでわのオリジナリティあふれるケーキが作れます。
ウェディングケーキに込められたエピソードを交えながらケーキ入刀のセレモニーをすればさらに盛り上がるでしょう。
結婚式のテーマについては下記の記事をご覧ください。
https://nws-numazu.jp/faq/wedding-theme/
モチーフではなくシンプルなものが好きな人はフルーツをいちご以外のものにすると雰囲気が代わります!
おしゃれで人気なのはスポンジがむき出しのケーキネイキッドケーキです。
食用花で飾ったものエディブルフラワーケーキやフルーツ断面ケーキ、フルーツが流れ落ち多様なデザインのフルーツシャワーケーキ、リボンをあしらいプレゼントのようなリボンケーキ、クリームやスポンジがグラデーションカラーになっているオンブルケーキなどカップルの数だけたくさんあるので参考にしながら決めてください♪
ショートケーキではない代わりだねも
みんなと一緒のショートケーキじゃ嫌だという人は、モンブランやワッフル、ロングロールケーキ、ゼリー、バームクーヘン、カップケーキ、ホットケーキ、チーズケーキ)、ミルフィーユなどことらもアレンジは無限大です。
ですが、会場によってできるできないがあるのでこだわりたいなら、契約前に会場に確認しておきましょう。
オリジナルデザインにするときの注意
オリジナルデザインをお願いするときは少なくとも結婚式の1ヶ月前にはパティシエまたはプランナーと打ち合わせをしましょう。口頭だけでなく、写真やイラストを準備してイメージを伝えましょう。
ウェディングケーキの節約方法は?
安くはないウェディングケーキ…でもオリジナルにしたいと思うのは当然です。
オリジナルにしてもあまり金額が上がらない方法は、ケーキの形を四角ままにすることです。
上の画像のようにハート型など形にすると、余分な部分がでてきてしまい高くなります。重ねるタイプでも四角いままなら割安です。
また、フルーツは季節のものを使用しましょう。他の飾り付けとしてはアイシングクッキーなどは比較的簡単なので安く取り入れやすいです。
ケーキトッパーやカラードリップについてはこの後に書いています。
イミテーションケーキにする
イミテーションケーキはケーキ入刀する部分だけが、生ケーキなので予算を抑えられます。
ケーキの周りの装花にもお金がかかる
予算に収まったと思うのはまだ早いです。実はケーキの周りに(台車に)飾られているお花も有料なんです。
ケーキ入刀のナイフの飾りも有料なので必要ない人はしっかり断りましょう。
気になる人はあなたの会場でできるか聞いてみましょう。
手作りケーキは持ち込める?
持ち込みはほんとんどの会場で衛生上の理由から不可。
もしくはケーキ入刀だけで使用してその場では食べない形なら可能なところもあるよう。その場合は持ち込み料に注意をしてください。
ケーキトッパーの持ち込みは可能なところが多い
ケーキトッパーとは、上の写真のようにケーキにさして飾るデコレーションアイテムのことです。
世界中の花嫁が使っていて、文字のタイプのものや人形タイプやガーランドなど種類もたくさんあるので好きなもを見つけてケーキをアレンジしてください。
ただし、持ち込み料だけご確認を!
ウェディングケーキを使った演出も人気
定番のファーストバイトはご存知の方も多いと思いますが、実は他にもケーキを使った演出があるんです。
ゲストにデコレーションをしてもらう
スポンジに生クリームを塗った生ケーキとフルーツやチョコペンなのどのデコレーション材料を用意します。
それを新郎新婦が退席中にゲストに飾りつけてもらう演出です。退座中もゲストに楽しんでもらえて、参加型なので思い出にもなり人気の演出です。
新郎新婦によるケーキサーブ
ケーキ入刀をした後にスタッフが人数分にケーキを切り分けて、険路新婦がゲストに直接サーブします。ゲストにケーキを渡すときに話す時間を持つことができます。
シロップやカラードリップ
白いウェディングケーキを用意して、ゲストの目の前で透明の容器に入ったソースをかけケーキを完成させるカラードリップの演出最近人気です。
新郎新婦が共同で行えるので、ケーキ入刀の代わりにこの演出を取り入れる人も増えています。
まとめ
ウェディングケーキにもたくさんの種類があります。
そして式場によってできることも変わってくるので、おもてなしの意味でケーキにこだわりたい人は必ず式場契約前に理想のケーキが実現できるか確認しましょう。
ぜひお2人らしいケーキを選んで、素敵な結婚式にさらなる華をそえてください!
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