結婚式をしないという選択。
様々な理由で結婚式をしない選択をするカップルがいますが、あとで結婚式をしなかったことを後悔しているという話を聞くこともあります。
果たして「結婚式をしない」選択は正しいのか、実際にしないことを選択した先輩カップルの意見を参考に結婚式は必要なのか、結婚式の意義を考えてみましょう。
目次
結婚式の実施率
昨年結婚したカップルの数はなんと60万7000組!とはいえ全員が結婚式をおこなっているわけではありません。
しっかりと挙式披露宴を行ったカップルはその中で半分強の55.3%です。
挙式披露宴を行ったのは半分強だとしても、データを見ると何らかの形で結婚式に準ずるセレモニーを行っているカップルがほとんどで全く何もしなかったと回答した人は14.8%と少数派です。
結婚式をしたくない理由とは?
では結婚式をしたくない理由にはどんなものがあるのでしょうか?
結婚式をしたくない背景には大きく3つの理由があるようです。
結婚式費用の問題
結婚式にかかる費用は挙式披露宴合わせて平均372.4万円!
ご祝儀で6割ほどは賄えるとしてもかなり高額な自己負担額になることは否定できません。
結婚には結婚式をしなくても新居の準備や引っ越しなどで何かとお金がかかるもの。
セレモニーに興味がない
中にはセレモニー自体に興味がない人もいます。
披露宴が誰のためにやっているのかよくわからず滑稽に思える人もいます。
きちんと婚姻届けを出してけじめをつけているのだからわざわざ形式的なことをしなくても…という考えです。
結婚式ではなく違うことにお金をつかいたい
お金がないから!という理由以外にもお金は結婚式のためよりも違うことに使いたいからという理由で結婚式をしないことを選ぶカップルがいます。
結婚式をしなくて後悔した理由
結婚式をしない理由はいろいろありますが、しないことを選択して後悔したという声もよく聞きます。
どんなことで後悔しているのかそこには大きく3つの理由があるようです。
親のことを思うと申し訳ない
結婚式をしなくて後悔した一番大きな理由はやはり「親」のことを考えるときです。
親は何も言わないかもしれないけれど、子供の結婚式を見たいという気持ちは誰もがもつもの。
写真くらい残しておけばよかったと後悔
入籍した時には結婚式のことを何とも思ってなかったとしても、やはり時間がたつにつれて「写真くらいは残しておけばよかった」と思うようです。
また、自分に子どもができたとにきパパママの写真はないのと訪ねられた時に写真ぶらい撮っておけばよかったと後悔するようです。
結婚した実感が少ない
入籍をして名前を変えて、会社に届けたとしても結婚式をやっていないと結婚した実感を強く感じないため式を挙げておけばよかったという意見もあります。
時間をかけて家族になっていくとはいえ、結婚式をあげていないと結婚の実感がわくまで時間がかかるということがあります。
結婚式をやって後悔した理由
結婚式をしなくて後悔した人の声はよく聞きますが、結婚式をしないつもりだったのに式をあげたことで後悔する人はいるのでしょうか?
実は結婚式をやって後悔した人はほとんどいないようです。
全員がそう思うわけではないので理由を見ていきましょう。
もっとしっかり計画を立てるべきだった
結婚式自体を後悔することはなくても、やらないつもりだったのに周囲の意向で結婚式をする。
するともっとやりたいことがあったなと、結婚式の中身について後悔することはあるようです。
もともとする気がなかった人が結婚式をするとシンプル婚が多くなるのなります。
ですが、いざ結婚式をすると「ちゃんとリサーチしておけばよかった」「こんな風にすればよかった」と思うようです。
誰のために結婚式をするのか
結婚式は2人の自己満足のために行うわけではありません。
結婚は人生の大きな節目、そして結婚式はその節目を感じることができる大きなけじめです。
結婚式のプランニングを通じてお互いの価値観をすり合わせ、結婚式を通じて両家の親族と顔を合わせるまたとない機会。
そして何より結婚式は改めて両家の親やお世話になった方々へ感謝の気持ちを伝える場でもあります。
結婚式をしたくない理由は克服可能!
結婚式をしたくない理由は人それぞれ。
しかし、結婚式のスタイルもワンパターンではありません。
自分には向いていないと思う結婚式でも形を変えれば自分らしい結婚式が可能です。
お金がないなら「会費婚」
お金がないから結婚式をしたくない!というのが理由ならお金をかけない結婚式を選んでみましょう。
例えば自己負担をかなり減らせる「会費婚」というスタイルがあります。
従来のご祝儀をいただく結婚式ではなく、会費制にしてその予算内で結婚式を挙げるというスタイルです。(1.5次会のようなカジュアルな結婚式もおすすめです。)
また自己資金ゼロでも叶う結婚式を提言するスマ婚などの結婚式場紹介サービスを使うのも一つの方法。
結婚式の節約術もたくさんあるのでいろいろとリサーチしてみましょう。
まずは情報収集から始めるなら、結婚式場検索サイトを活用するのがおすすめですので、気になる人は下記の記事もご覧ください。
友人がいないなら「少人数結婚式」
招待する友人がいないから結婚式しても恥ずかしいだけ…と思う人には少人数結婚式があります。
そもそも結婚式は友人に見せるためではなく、両親や親族に結婚を報告し今までの感謝を示す場です。
そんな人には親と親族のみの家族婚を選択してみましょう。
家族婚については下記の記事で詳しくご紹介していますので合わせてご覧ください。
実際、昔のようにたくさんの人数を招待して行う結婚式は減って来ています。
そのため少人数結婚式の需要は増えているため「小さな結婚式」など少人数結婚式を専門に扱う会社もあるので心配する必要はありません。(この会社はプランも豊富だし何より安いのでぜひチェックしてみてください。)
でも、悩みますよね。そんな人は結婚式に呼ぶ友達がいない!だから結婚式をしたくないあなたへ記事も合わせてご覧ください。
授かり婚なら「マタニティウエディング」
子供ができちゃったから…というのならマタニティウエディングという方法があります。
お腹が大きくなる前に打ち合わせ回数を極力減らして最短で結婚式をあげるというもの。
またマタニティ用のウエディングドレスもあるのでお腹が大きいからと言って結婚式をあきらめる必要はありません。
また「ママ婚」というマタニティ専門のブライダルカウンターもあります。
妊婦のニーズを経験豊富なプランナーさんがサポートしてくれるので大船に乗ったつもりで結婚式を挙げることができます。
体型が気になる人は「和婚」
太っているからウエディングドレスを着るのが恥ずかしい…と悩む人には「和婚」スタイルがおすすめです。
伝統的な白無垢や色打掛はとても美しく、神前で行う厳かな式は背筋がピンと伸びて結婚の誓いを強く心に感じることでしょう。
着物はあらゆる年代の人が着こなせるものですし、体系も気になりません。
やっぱりセンレモニーが嫌なら、2人だけの「挙式」または「フォトウエディング」
やっぱりセレモニーは嫌…
誰も呼ぶ予定がないから…というのなら記憶に残る結婚式を選びましょう。
披露宴なしの挙式のみのスタイルも最近は増えてきました。
また思い出を形にするという意味でフォトウエディングという方法もおすすめです。
結婚式をしないと離婚率が高い!?
最後に興味深いデータを紹介します。
ゼクシィを運営するリクルートブライダル総研が2016年に行った調査によると、結婚式をあげないカップルは結婚式をあげたカップルと比べて18%以上も離婚率が高いというのです。
結婚式を通じて感じること
結婚式をしないと離婚するというわけではありませんが、結婚式を通じて絆が深まることはあるでしょう。
- 結婚のけじめを感じる
- 自分の親族や友人を知ってもらう
- 配偶者と自分の家族が親しくなる
- 二人で大きなお金を使う
- 互いの家族が親しくなる
結婚式を通じて強く感じることはやはり両家の結びつきなのでしょう。
改めて結婚は自分たちだけのものではないということが分かります。
結婚を通じて強くなる絆
2人や両家の両親と話し合い結婚式をしないというのも一つの選択です。
結果を出すまでによく話合えば、夫婦(家族)としての関係が出来上がります。
しかし、結婚式を通じてしか味わえない気持ちやけじめがあることも確かです。
大々的にするのだけが結婚式ではありません。
ナシ婚よりもダケ婚がおすすめ
「ダケ婚」という言葉をご存知でしょうか?
ダケ婚は従来の結婚式スタイルを変え、自分たちらしい方法を選んで結婚式を行うというものです。
一つの選択肢として気になった方は下記の記事をご覧ください。
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