ブライダルフェアや式場見学に行ってみたけど、本命を決めることがなかなかできない…なんてことに陥ってはいませんか?
それを解消するにはあなたが結婚式で「こだわりたいポイント」を2人で順位づけして比較すれば、決定しやすくなります。
そこで本記事では、式場の見極めポイントをそれぞれの項目ごとに徹底解説しています。
ここで紹介していることを押さえておけば理想の結婚式場は見つけられるでしょう。本命選びの参考にしてくださいね。
目次
譲れないこと妥協するべきことを2人で話し合おう
まずは、お2人の理想の結婚式について話し合っておくことが必要になります。
お2人の譲れないところ、妥協するべきところをはっきりときめておきましょう。予算についてもある程度の上限を決めておくことも大切です。
例として下記のようにポイントを上げて見てみるのがおすすめです♪
- 厳かな雰囲気のチャペルで憧れの結婚式を挙げたい
- デザートビュッフェを入れてゲストとコミュニケーション時間を作りたい
- ゲストは親族中心だから、アットホームな雰囲気の会場が希望
- 美味しい料理にこだわりたい
- 遠方からのゲストが多いから、立地がいい会場を優先する
あくまでも例ですが、これらのように何を重視するのか、譲れないポイントはどこなのか、話し合えばきっと答えは絞られてきますよ。
ゆずれないポイントが多い場合は、せめて優先順位を付けておくだけでも違いますよ。
これらを決めておくことは、ブライダルフェアや会場見学へ行く際にも役立ちます。
先にも書きましたが、内容がすごく長くなっています。
ですが、みなさんに素敵式場を選んでいただきたい気持ちでいっぱいの記事です!!どうしても、長いと思う人は2人で話し合った優先順位の高い項目をチェックしてください♪
項目別、見極めポイント徹底解説
結婚した多くの多くのカップルがこだわった見極めポイントは以下の8つです。
- 挙式会場や挙式スタイル
- 披露宴会場
- 立地・交通アクセス
- 料理・サービス
- 料金
- スタッフの対応
- 施設の充実度
- ロケーション
これらはすべて満たす必要はなく、先に決めた優先順位を考慮して理想の式場を見つけてみましょう。
ポイント1、挙式会場・挙式スタイル・演出について
お二人が結婚を誓い合う大切なセレモニー、夫婦として新たにスタートするにふさわしい理想の会場に巡り合いたいもの。
希望する挙式スタイルができるのかは大前提で、挙式中・挙式後の演出についてもチェックしておきたいポイントです。その他にも、入退場の音楽や挙式リハーサルについてなど、細かなところも見ていきましょう。
希望する挙式スタイルを確認する
キリスト教式、人前式、神前式、など挙式スタイルはさまざま。
お2人の希望するスタイルができる会場かをまず一番に確認しておきましょう。
キリスト教式のチェックポイント
牧師さん、神父さんは本物なのか。
こだわりがあるなら、日本人なのか、外国人なのか。
人前式のチェックポイント
司会進行を友人に頼んでもいいのか、司会持込料がかかるのか
神前式のチェックポイント
キャパシティについて、親族以外も参列できるのか
挙式で希望の演出ができるのか確認する
最近では、新郎新婦が入場される前に光の演出やショートムービーを入れるなどの演出ができる会場もあります。
バージンロードのライトアップ、水・火・砂を使ったセレモニーなど、希望の演出ができるのか、持ち込み可能なのか確認しておきましょう。
入退場の音楽の種類、リクエスト可能か確認する
リストの中から選ぶのか、すでに決まっているのか。
特に、音楽にこだわりがある場合は、入退場の音楽のリクエストができるのかも確認をしておくといいでしょう。
挙式後に希望の演出ができるのか確認する
代表的な演出、ブーケトスの他にも、ブーケプルズ、パラシュートベアー、バルーンリリース、巨大クラッカー、など希望の演出ができるのか確認しましょう。
雨天時の場合の対応を確認する
見落としがちですが、チャペルは室内でも挙式後の演出はガーデンや中庭で行うことが多いです!
雨天時でも希望の演出ができるスペースがあるのか、室内でも納得のいく演出ができるのか確認しておきましょう。
挙式のリハーサルができるのか確認する
当日にリハーサルができる、口頭だけの説明、など会場によって対応はさまざま。本番のようにリハーサルできるに越したことはありません。
心配でどうしてもリハーサルをしておきたい場合は別日にできるかプランナーさんにたずねてみましょう。
階段・段差・スロープの有無を確認する
海、大空が見えたり、ホテルやビルの上層階ではその光が入り足元が見えにくいなんて心配はいりませんが、厳かな雰囲気を保つため薄暗くしている挙式会場もあります。(バリアフリーについては設備の充実度で詳しく紹介します。)
その他、こだわりさんのチェックポイント
挙式が始まるまでゲストに会わないようにできるか、新郎新婦、お互い会わないようにできる導線になっているか。
他の新郎新婦と鉢合わせしないで済むのか。
挙式会場・挙式スタイル・演出についての確認のまとめ
- 希望する挙式スタイルを確認する
- 挙式で希望の演出ができるのか確認する
- 入退場の音楽の種類、リクエスト可能か確認する
- 挙式後に希望の演出ができるのか確認する
- 雨天時の場合の対応を確認する
- 挙式のリハーサルができるのか確認する
- 階段・段差・スロープの有無を確認する(詳しくは設備の充実度へ)
- 雨天時の場合の対応を確認する
- 動線を確認する
ポイント2、披露宴会場
披露宴会場は、お2人とゲストの皆さんが一番長く過ごす場所となります。皆さんが快適に過ごせること、キャパシティを把握するのは大前提、余興の予定があるならそれについても考慮する必要があります。
また、化粧室や喫煙スペースなど、細かなところもおさえていきましょう。
披露宴会場のキャパシティを把握する
どれだけ気に入った披露宴会場だったとしても、ゲストの人数に見合ったものでなければいけません。
お2人の入退場時には、新郎が新婦をエスコトートしながらゲストテーブルの周りを通ります。余裕を持ってゲストが座れる会場か確認しておきましょう。
親族中心の少人数披露宴を考えている場合も、それに見合った会場探しをしましょう。
披露宴会場の雰囲気を見極める
ブライダルフェアや会場見学で見た会場の雰囲気と、自分たちで考えたコーディネートで披露宴会場の雰囲気も多少変わりますので、そのことも考慮しておきましょう。
のんびり快適に過ごしてもらうのか、日常生活では味わえないスペシャルな空間を重視するのか、新郎新婦との距離が近くアットホームな温かい空間を楽しんでもらうのか、お2人のイメージにあった会場かどうか見極めましょう。
余興のスペース、機材について確認する
余興の予定があるのなら、その演出のためのスペースがあるのか、マイクが十分に確保できるのか、など内容に合わせてチェックが必要です。
楽器の演奏の場合はアンプのレンタル、譜面台の貸し出し等、機材が揃っているか確認しておきましょう。
また、余興に出演される方で着替えが必要な場合、ゲスト用の更衣室があるのか、披露宴会場の近くにあるのかの確認もできれば完璧です。
高砂席からの眺めをチェックする
新郎新婦のお席、高砂席からの眺めも確認しておきましょう。
100人を超えるような大規模な披露宴なら必然的に親御さんが座る親族席は遠くなるので仕方ありませんが、後方になる親族席との距離感もチェックしておきましょう。
家族はホスト側とはいえ、お2人の晴れ姿を見ることを一番楽しみにしている親御さんの席が離れすぎていても寂しいものですよ。
化粧室をチェックする
披露宴中はお酒を飲む方もいらっしゃるので、化粧室の数は重要なポイントです。(詳しくは施設の充実度をご覧ください。
喫煙スペースの場所を確認する
最近は多くの方が宴中は禁煙にしています。喫煙の習慣がある方は2時間半近く我慢というのもツライもの。
会場の近くに喫煙スペースはあるのかの確認をしましょう。
また、喫煙スペースが会場から近すぎるのも喫煙しないゲストにとっては副流煙が苦痛です。
ほどよい距離感の喫煙スペースであるかのチェックもしておくと良いでしょう
披露宴会場の確認についてのまとめ
- 披露宴会場のキャパシティを把握する
- 披露宴会場の雰囲気を見極める
- 余興のスペース、機材について確認する
- 高砂席からの眺めをチェックする
- 化粧室をチェックする(詳しくは設備の充実度へ)
- 喫煙スペースの場所を確認する
ポイント3、立地・交通アクセス
ゲストの目線で考えておきたいのがこの立地・交通アクセスです。初めて会場へ訪れる人の立場から見ても、わかりやすい場所に会場があるかが重要です。
また、送迎バスの有無も大きなポイントとなるでしょう。
立地・交通アクセスを考慮する
特に遠方からのゲストや土地勘がないゲストでも、最寄駅からわかりやすい場所か確認しておきましょう。
また、雨天時にもなるべく濡れずにたどり着けるかということ、帰りは引き出物の大きな荷物を持って帰ってもらわないといけないということを考慮できるとベストです。
送迎バスの有無を確認する
駅から離れている場合は送迎バスの手配がある会場もあります。
本数や乗車人数を確認しておきましょう。
送迎バスがない場合は、タクシーチケットを手配することも考えましょう。
その場合料金はいくらぐらいになるか、知人同士乗りあわせで来てもらえるかなども考えなくてはなりません。
二次会会場の場所との距離を考えておく
二次会を予定している場合は、多少、披露宴が長引いたとしても十分な移動時間とれるか考慮しておきましょう。
逆に、二次会までの時間が空き過ぎてしまう場合は時間をつぶせるような場所があるのかも考えておくといいでしょう。
立地・交通アクセスの確認についてのまとめ
- 立地・交通アクセスを考慮する
- 送迎バスの有無を確認する
- 二次会会場の場所との距離を考えておく
ポイント4、料理・サービス
料理、サービスに関しては、ブライダルフェアの試食会で自分の目で舌で確かめることができるので、特に料理を重視したいというのであれば、試食会へ積極的に参加しましょう。
ゲスト目線で会場の雰囲気を感じることができ、サービススタッフの動きをチェックすることもできます。
ここでは、料理の味や見た目はもちろん、料理のアレンジができるのか、アレルギーに対応してくれるのかの確認も重要なポイントです。
味、盛り付け、温度を確認する
おもてなしの要となるのが料理、楽しみにしているゲストも多いでしょう。幅広い年代のゲストに受け入れられる味か、美味しそうに見える工夫がされているかチェックしましょう。
また、料理の温度、冷たいものは冷たいままで、温かいものは温かいままでサーブされているかのも重要です。
お子様メニューがあるのかも確認もしておきましょう。
アレンジ、アレルギー、ベジタリアンなど対応可能か確認する
和食・洋食・和洋折衷などのメニューの構成はもちろん、アレンジ可能か、アレルギーに対応してくれるのかの確認もしておきましょう。
日本ではまだまだ少ないですが、ゲストの中にベジタリアンやビーガンがいないか事前に把握しておき、特別な料理が対応してもらえるのかも確認しておきましょう。
ブライダルフェアの試食会に参加すると、シェフと直接話ができる会場もあり、要望を聞き入れてもらえるかもポイントとなってくるでしょう。
デザートビュッフェができるか確認する
デザートビュッフェは新郎新婦とゲストが直接コミュニケーションを図ることができる時間となり、特に、余興が少ない披露宴では人気の演出のひとつとなっています。
料金はいくらかかるのか、スペースがあるのか、ガーデンでできるのかなど、確認しておくといいでしょう。
サービススタッフの動きをチェックする
これは意外と知られていないのですが、当日の披露宴ではプランナーさんよりも司会者よりも、キャプテンと呼ばれる宴会場専門のスタッフがとても重要な役割を果たしてているのです。
キャプテンの支持ですべて事が運んでいるといっても過言ではありません。
料理・サービスの確認についてのまとめ
- 味、盛り付け、温度を確認する
- アレンジ、アレルギー、ベジタリアンなど対応可能か確認する
- デザートビュッフェができるか確認する
- サービススタッフの動きをチェックする
ポイント5、料金
最初に見積もりを出してもらったときより値上がりした!というカップルが多いのは事実。お2人が用意できる費用と、希望の挙式や披露宴の内容とのバランスを考えなければなりません。
ここでは、内金とは何か、意外と加算される持込料、自分たちが把握するためにも値段交渉の際にも役立つ見積もり、その他にかかる費用について見ていきましょう。
内金は返金できるのか確認する
内金とは、正式にこの会場に決めたということで支払う頭金のようなもので、多くの会場では一度支払うと、たとえキャンセルしてとしても返してもらえません。
中には返金してもらえる会場もあるので、契約をする前に必ず確認しましょう。
持込料について確認する
あれもこれもと追加すると見積もりはどんどん膨らんでいきます。
メニュー表や席札などのペーパーアイテム、ブーケ・ブートニア、引き出物など、持ち込みが可能なのか、持込料が発生するのか、必ず確認しておきましょう。
各会場内訳を揃えて見積もりだしてもらう
最初に出してもらう見積もりは、最低限のオプションと価格に設定されていることが多いです。
料理のランクアップやビデオ撮影など、追加オプションが決まっているならそれら込みの見積もりをだしてもらい、金額を把握するようにしましょう。
値引きにに応じてもらえるか交渉する
値段交渉の際には、他の会場の見積もりを持っていくとスムーズで、交渉に応じてくれる場合もあるようです。
ただ、人気の会場や人気のシーズン、土曜日の大安などの日取りは難しいということを頭に入れておきましょう。当然ですが、交渉するのは契約前です。
ゲストにかかる費用について把握する
結婚式にかかる費用は会場に支払うだけではありません。
遠方からのゲストにかかる宿泊費やお車代、スピーチや余興をしてくれたゲストへお礼としての費用も式場の見積もりと合わせて考えておく必要があります。
料金の確認についてのまとめ
- 内金は返金できるのか確認する
- 持込料について確認する
- 各会場内訳を揃えて見積もりだしてもらう
- 値引きにに応じてもらえるか交渉する
- ゲストにかかる費用について把握する
ポイント6、スタッフの対応
結婚式に関るのはプランナーさんだけでなく、音響、サービススタッフ、フローリストなど多くのスタッフが関っているのです。スタッフの対応は会場を選びの大きな決め手のひとつとする方も少なくありません。
プランナーについて確認する
会場によっては、見学やフェアの担当者と後の担当者が別の場合があります。
経験豊富なプランナーであれば、お2人の希望に沿った提案や的確なアドバイスが聞けるはず。
「この人だったら安心して任せられる!」と思えるスタッフが見つかったら、当日まで担当してもらえるのか確認しておきましょう。
式場スタッフをチェックする
担当のプランナーさん以外にも、会場ですれ違うスタッフの態度や身だしなみ、丁寧な対応、あたたかい笑顔などもチェックポイントのひとつです。
大切な自分たちのゲストの対応を任せられるか見極めましょう。
司会者について希望を伝える
披露宴を進める中で重要な役割をするのが司会者です。
経験豊富なベテラン司会者、楽しく盛り上げてくれそうな司会者、自分たちと年代が近く友達のような感覚で相談できる司会者、などリクエストをすれば聞いてもらえることもあります。
もし、この司会者さんとは合わないなと思ったら司会者チェンジもできますので、そのときは相談してみましょう。
最近では国際結婚もめずらしくありません。パートナーの母国語を話せる司会者さんを確保してもらえるかもポイントに。追加料金が発生するのかの確認もしておきましょう。
スタッフの対応の確認についてのまとめ
- プランナーについて確認する
- 式場スタッフをチェックする
- 司会者について希望を伝える
ポイント7、施設の充実度
ウェイテイングスペース、更衣室の有無を確認する
挙式が始まるまでの時間や、挙式と披露宴までの時間をゲストに快適に過ごしてもらえるウェイテイングスペースがあるのか。
また、遠方からのゲストのため、または余興で着替えが必要なゲストのための更衣室のがあるのか、なども確認しておきましょう。
トイレの数、授乳室、オムツ交換台を確認する
ゲストの人数に対して適切な個数があるか、他の会場のゲストと共同なのかしっかり見ましょう。
ゲストの人数に対し、トイレの数は適切か確認しましょう。列席者の人数にもよりますが、1フロア貸切として、2、3個のトイレがボーダーラインと考えていいでしょう。
2つ以上の披露宴会場があり、2、3個のトイレを共有して使うとなると、混雑することも考えられます。女性であれば、洗面台と化粧直しスペースがセパレートになっていればより快適ですね。
小さなお子さんの連れのゲストがいるのであれば、授乳室やオムツの交換台があるのかも確認しておきましょう。
バリアフリー対応になっているか確認する
ゲストに足の不自由な方や高齢者のゲストが多かったり、車椅子のゲストがいらっしゃる場合はエレベーターやスロープの有無、段差や階段が少ないかなども確認しましょう。
施設の充実度の確認についてのまとめ
- ウェイテイングスペース、更衣室の有無を確認する
- トイレの数、授乳室、オムツ交換台を確認する
- バリアフリー対応になっているか確認する
ポイント8、ロケーション
結婚式にあこがれてきた方がこだわりたいのが、ロケーション。青空と海が見晴らせるチャペル、日本庭園が見渡せる披露宴会場など、交通の便がいい都心部から離れた場所に会場があることも多いです。
自分の想いや願いも大事ですが、ゲストの顔ぶれによって向き・不向きがあることも考慮しましょう。
ただ、結婚式はゲストにとっても普段の生活とは違う特別な時間となります。
「ポイント3、立地・交通アクセス」とは相反することにもなりますが、すばらしいロケーションもゲストへのおもてなしとして考えることもできますよ。
まとめ
見極めポイントをたくさん紹介してきましたが、もちろん、すべて満たす必要はありません。
余興を考えていないカップルもいれば、そこまで料理に重きをおかないカップルまで様々です。
どの項目を重要視するのかお2人でしっかり相談し、それに叶った会場を見つけることが大切です。
ゲストのことを考えると多少は妥協しなければいけないこともあるかと思いますが、納得のいく会場に出会えるまではあきらめないことも大切ですよ。
やみくもに観に行くのではなく、結婚式場情報サイトや結婚式場相談カウンターを活用していくつかに候補を絞ってから細かく精査していくとスムーズです。
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