授かり婚の場合、子供が生まれる前に急いで結婚式を挙げるカップルもいれば、妊娠中に急いで結婚式をあげるよりも、出産してからゆっくりと結婚式を考えたいというカップルもいるでしょう。
式場のスタッフもサポートしてくれますから、子供がいるからと言って結婚式を躊躇する必要はありません。
そこで、「パパママ婚は産後どのくらいから結婚式をあげることができるのか」、また「パパママ婚のメリット・デメリット」を考えていきましょう。
目次
生後半年から結婚式はできる!
出産後に結婚式をあげるとしても、出産後どれくらいで結婚式を挙げられるのか分からず…
結婚式の計画を先延ばしにして、タイミングを失っているご夫婦もいるのではないでしょうか?
端的に言えば、いつ結婚式を挙げても問題はないのですが、産後すぐは体力の回復もままなりませんし、一般的に床上げとされる産後1か月はゆっくりするべきだとされています。
パパママ婚をあげるカップルで一番多いのは、子供が1歳のころ。
そして次に多いのは6カ月から1年未満と言われています。
つまり、結婚式をあげるタイミングとしては最短で生後半年からとなるでしょう。
パパママ婚ならではの会場選びのポイントは?
赤ちゃん連れでの結婚式には会場選びのポイントがあります。
赤ちゃんと一緒の結婚式ならではのポイントがあるので、一つ一つ見ていきましょう。
電話やメールで打ち合わせができる
まず、メールや電話で打合せが可能かどうかは、慣れない育児、赤ちゃん連れの新米ママにとって大切なポイントです。
結婚式の打ち合わせに何度も会場を訪れることは赤ちゃん連れの母親にとってかなりの負担。
赤ちゃんの体調がいつも良いとは限りませんし、授乳の時間、お昼寝の時間などを考えると、なるべく電話やメールで打合せを行うことで新婦の負担がかなり減ります。
バリアフリーかどうか
赤ちゃんを連れて式場を訪れる際には、ベビーカーを使うでしょうし、パパママ婚の場合、招待客に子連れの人が普通より多くなるケースがあります。
最近の式場は大抵バリアフリーですが、例えば玄関ロビーの前が一段高くなっている、式場の入り口が数段の階段になっているなど、少しの段でも移動が大変になります。
なので、ベビーカーで楽々移動ができるよう会場であることは、とても大切なポイントになります。
おむつを替えるスペース・授乳スペースがあるかどうか
赤ちゃん連れの結婚式なら、必ず確認したいポイントが「おむつを替えるスペース」「授乳スペース」の有無です。
打ち合わせ時もそうですが、リハーサル・式本番と会場での滞在時間が長くなるため、赤ちゃんのお世話ができるスペースが確保されているかどうかは大変重要なポイントです。
この他にベビーベッドが用意できるか、できなければお昼寝する場合は寝かせる場所、ブランケットなどを借りられるかなど確認しないといけません。
離乳食対応は可能かどうか
結婚式を挙げるのが6か月から2歳未満が一番多いという事は、会場で離乳食対応ができるかどうかも大きなポイントになってきます。
離乳食をもう卒業している子供の場合には、子供用の料理の確認が必要です。
子供用の料理は無添加など、どのくらいこだわりがあるのかを見極めるのも会場選びのポイントになります。
ポイントまとめ
- 電話やメールで打ち合わせができる
- バリアフリーかどうか
- おむつを替えるスペース・授乳スペースがあるかどうか
- 離乳食対応は可能かどうか
- 赤ちゃん歓迎の結婚式場
赤ちゃん歓迎の結婚式場を見つけるポイント
ベビー服・子供服メーカーであり、育児や教育事業も展開しているミキハウスが、事業の一環として「ウェルカムベビーの結婚式場」という認定プロジェクトを行っています。
このウェルカムベビーの結婚式場プロジェクトは、「赤ちゃん・子供に優しい、または対応できる」会場であるかを査定する自社で考えた50の項目中、40項目以上をクリアしている会場を「ウェルカムベビーの結婚式場」として認定するというものです。
基準の中には、「託児所がある」「おむつ替えスペースがある」など細かい項目に分かれていて一つ一つチェックを行っているので、パパママ婚の結婚式場選びの際、一つの判断材料として知っておくと、良いでしょう。
マイナビウエディングではファミリーウエディング特集として「ウェルカムベビーの結婚式場」に認定されている会場のブラダルフェアを紹介しています。
気になる人はぜひ一度会場見学に行って自分の目でも式場を確認してください。
※HPの左横の「特集から探す」を押し、家族みんなで結婚式! ファミリーウエディング特集で詳しく紹介されています。
子供がいる結婚式のメリットは?
それでは、子供が生まれてから結婚式を挙げるメリットとはなんでしょう?
結婚のけじめができる
授かり婚で、出産をしてからの結婚式の場合、結婚式をあげることで結婚へのけじめがつくというメリットがあります。
結婚式には親はもちろん親戚、お世話になっている人を招待するので、改めてきちんと皆に結婚の報告と感謝の気持ちを表すことができます。
親が喜んでくれる
わざわざ文句を言われることはないかもしれませんが、やはり子供の晴れ姿を親としては見たいという気持ちがあるでしょう。
子供が先にできたから結婚式をあきらめるよりも、結婚式で幸せそうな2人(3人)を親に見せて安心させてあげることは一つの大きな親孝行にもなります。
子供のお披露目ができる
結婚式と一緒に子供のお披露目ができるというメリットもあります。
出産しても遠方の人などなかなか赤ちゃんの顔を見にこられない人もいるかもしれませんが、そういう人たちにも結婚式に出席するという形で、子供を見てもらうことができますよ。
子供と一緒に思い出が作れる
パパママ婚の一番の醍醐味は子供と一緒に結婚式を挙げられるという事です。
パパとママの一番幸せなハレの日に、子供が一緒に参加できるというのはパパママ婚でしか味わえない瞬間です。
結婚式の写真に子供も一緒に写る家族写真はまさに幸せそのもの。
大きい子供さんには良い思い出になるでしょうし、赤ちゃんで記憶に残らない場合でも大きくなってから写真を見せて一緒に思い出話をすることもできます。[/speech_bubble]
子供と一緒に結婚式の思い出を分かち合う事ができるのは、素敵ですね。
子供と一緒の演出で会場がほのぼのとする
結婚式にはいろいろな演出がありますが、どんな演出にするのかも悩みどころではないでしょうか?
しかしパパママ婚の場合、リングボーイ・フラワーガールなど、子供を演出の中に取り込むことができ、とてもかわいらしい結婚式の演出で会場のゲストもほっこり、より楽しんでいただけます。
また、子供を演出に取り入れることで、いろいろ演出を考えなくても間延びしない素敵な結婚式を作り上げることが可能です。
普通のウエディングドレスが着られる
お腹の大きい時じゃないので、マタニティドレスではなく普通のウエディングドレスを着られた事が嬉しかったという新婦もいます。
産後、元の体重に戻すことは大変ですが、ほっそりした体型でウエディングドレスを着たいという意見は当然の願望なのかもしれません。
子供がいる結婚式のデメリットは?
メリットの次は子供がいる結婚式のデメリットも見ていきましょう。
子供がぐずる
0歳から3歳くらいまでの子供は感情のコントロールが難しく、すぐに退屈するのでぐずることはよくあること。
ただ、結婚式の誓いの場面で大声で泣かれてしまう、披露宴の間ずっと機嫌が悪いとなると、新郎新婦も気が気ではありません。
また、式の最中だけでなく、打ち合わせの時もぐずっているとなかなか話が進まず、大変です。
子供の体調が悪くなる
年齢の小さな子供はまだ免疫力も弱く、すぐに体調を崩してしまいます。子供の具合が悪く当日打ち合わせの予約をキャンセル、再予約は面倒くさいものです。
まだ打ち合わせなら良いですが、結婚式当日に具合が悪くなることもあり、風邪をこじらせると小さな子供なら入院という事も考えられます。
何事もない事が一番ですが、子供の体調ばかりはどんなに管理をしていても、追いつかない所がありますから、不測の事態は考えられます。
子供が走り回る
子供が2歳くらいになるとヨチヨチ歩きを卒業、自由に走り回るようになります。
すると、一か所でじっとしていられなくなり、披露宴の間中あちこち動き回ったり、会場の外に出ようとしたりします。
披露宴会場では食事やドリンクを運ぶスタッフがたくさんいますから、小さな子供が走り回っていると危ない場合があるので、注意が必要です。
パパママ婚、子供の年齢別注意点
パパママ婚のメリット、デメリットを踏まえたうえで、パパママ婚をあげる際の注意点を見ていきましょう。
パパママ婚の場合子供の年齢によって注意点も少し変わってきますから、子供の年齢別注意点と子供が参加できる演出についてまとめているので、参考にしてください。
6か月~1歳未満
成長
・昼寝の時間が午前と午後1回ずつなど決まってくる
・8ヶ月ころからおすわりができるようになる
・離乳食が始まり授乳時間が開いてくる
・人見知りが始まる
・母親からの免疫力が切れ、体調を崩しやすくなる
注意点
・お昼寝スペース・おむつ替えスペースの確保、離乳食の確認
・打ち合わせ、挙式はお昼寝の時間をさける
・疲れてくるとぐずり、大声をあげて泣き叫ぶので、両親以外に託児所など子供を安心して預けられる場所があると良い。
・体調を崩しやすいので、子供の体調管理に気をつける
参加できる演出
・3人で入場(入退場の参加は1度くらいがベスト)
・妊娠中から出産までの感動ムービー
・子供の紹介・お披露目
1歳~2歳未満
成長
・つかまり立ちやヨチヨチ歩きができるようになり、行動範囲が広がる
・離乳食完了
・自己主張が激しくなる
・お昼寝が1日1回になる
注意点
・行動範囲が広がるため、ワンフロア貸し切りタイプなど、他の結婚式の人に迷惑にならない配慮が必要
・じっとしていられないので、遊べるキッズスペースや外に出られる(庭)スペースがあるとよい
・お昼寝の時間と夜の披露宴は避ける
・足元がしっかりしていないので、段差のある会場は避ける
参加できる演出
・3人で入退場
・式場でドレス・スーツのレンタルで正装(レンタルがあるか要確認)
・子供の成長ムービー
・両家の親への花束贈呈を手伝ってもらう
2歳児~3歳児
成長
・一人遊びができるようになる
・友達と遊べるようになる
・箸やフォークを使い普通の食事がとれるようになる
・言う事を聞けるようになる
注意点
・一人でもお友達とも遊べるようになるため、キッズスペースなど遊べる場所を確保すると良い
・お子様メニューとアレルギー対応の確認
・退屈すると会場内を走り回ってしまうため、食事中は歩き回らないように言い聞かせる(食事やドリンクの配膳で動き回ると危険)
・積極的に演出に参加させて飽きさせない工夫を(人見知りなら演出に入れない事も)
参加できる演出
・リングボーイやフラワーガールなどの役割を与える
・ケーキのデコレーションを手伝ってもらう
・ケーキのファーストバイトを家族3人で行う
・パティシエ帽子とエプロンでケーキを配るお手伝い
・子供と一緒に入退場
これらのことから、月齢が小さければ小さいほど赤ちゃんにあわせた時間の配分や計画が大切で、大きくなると子供を退屈させない工夫が必要になってくることが分かると思います。
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一度は結婚式を諦めたという方も、「小さな結婚式」なら67,000円からとリーズナブルに、自由度の高いアットホームな挙式を叶えられます。
お子様をご家族やご友人にお披露目しながら、新郎新婦のお二人にとっても最高の思い出になる1日にしてください。
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フェミリーエウディングは子どもの年齢に応じて会場を選ぼう
子供と一緒の挙式披露宴は、家族での素晴らしい思い出作りになり、招待したゲストの方々から「素敵な家族」「幸せな気分になれる」と評判もとても良いようです。
子供がいる結婚式は不測の事態も多く、子供のいない結婚式よりも、子供の年齢に応じて、いろいろなところに配慮をする必要があります。
そのため子供への対応も含めて、結婚式会場選びにはパパママ婚ならではのこだわりポイント、注意点があります。
その注意点を確認したうえで、しっかりと子供のサポートをしていただける会場を選ぶこともまたパパママ婚を成功させる大きな要因となります。
打ち合わせや、披露宴当日は子供がいない結婚式と比べると大変なことや気を使うことも多く、周りに迷惑をかけてしまう場面もあるかもしれませんが、それも一つの思い出として、あまり気に悩むことないように結婚式をみんなで楽しめるものにすることがパパママ婚の成功ポイントではないでしょうか。
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