「結婚が決まっても呼べる友達がいない、呼ぶような人がいないからなんとなく憂鬱」
そんな声を聞くことがあります。
披露宴というと新郎側と新婦側が親族や友達を招いてみんなに祝福されながら…というイメージを持ってしまいがちですが、友達の数を気にして結婚式をあきらめる人も実は少なくありません。
実は今は結婚式の形もたくさんあるから2人に合うものがないか考えてみて♪
結婚式をしない理由が「友達」では何とも悲しすぎると思いませんか?
ここでは友達がいなくても結婚式を挙げる理由と友達がいなくても気にせず結婚式をあげる方法を紹介していきます。
目次
結婚式はそもそも何のためにするの?
結婚式はなぜ上げるのか?一度原点に返ってみましょう。
結婚式は決して友達に見せびらかすためでも自分たちが楽しむためだけのものではないはずです。
上の表のリクルイートブライダル総研2018のデータを見ると分かる通り、披露宴をあげる大きな理由は周りの人に感謝の気持ちを伝えるためです。
「招待客に自分たちの姿を見てほしいから」や「自分たちが楽しむため」という意見はこの後で、優先順位は決して高くありません。
親や親せきは結婚式を待ち望んでいるはず。
特に娘の花嫁姿を心待ちにしている親御さんは多いですから「友達がいないから」という理由だけで結婚式をしないのはもったいないし、間違っていると思います。
結婚式をしたカップルは離婚率が低い
ここでちょっと気になるデータを紹介します。
結婚情報誌を運営するリクルートブライダル総研のデータによると挙式披露宴をおこなったカップルの方がナシ婚組よりも離婚率が18%以上も少ないのです。
あくまで数値の話ですが結婚式を挙げるとなると、準備は大変だし2人の意見や互いの両親ともぶつかることもあります。
ですが、それを乗り越えることによって2人の絆がさらに深まることが考えられます。
実際に結婚式を通じて新郎新婦は下記のような感想を持つようです。
- 結婚のけじめを感じる
- 両家の親が親しくなる
- 二人で大きなお金を使う
- 二人の価値観をすり合わせられる
やはり結婚式当日だけではなく、その準備期間から2人の絆を強くしてくれる要素が多い事が分かります。
友達がいないからといって結婚式をスキップするのはもったいないとは思いませんか?
結婚式に呼ぶ人がいない人におすすめの結婚式スタイル
では本題です。友達を招待しなくても成立する結婚式スタイルがあるので紹介していきます。
友達を招待しないで結婚式をする方法
- 少人数結婚式や家族婚
- 国内リゾート婚
- 海外リソート婚
- フォトウエディング
- 2人だけの挙式
気になるものはありますか?
この後それぞれ詳しく説明していきます。
少人数結婚式や家族婚という選択
まずは少人数結婚式もしくは家族婚を提案します。
少人数結婚式とは招待客が30名以下の小規模ウエディングのことを言います。
基本的には両家の親と親せきを招待しておこなうスタイルです。
30名だと友人を数名招待する形になりますが、10名20名の結婚式でももちろんOK。
実際近年需要が多いことから10名程度のプランを扱っている式場は増えています。
国内リゾート婚
友達を招待しなくてもなんの不自然もない手段として「国内リゾート婚」があります。
国内リゾート婚は北海道や沖縄、軽井沢など国内のリゾート地で自然あふれる美しい風景の中で挙式をあげるスタイルの結婚式です。
ということは?逆に考えると招待客がいない人向けの結婚式スタイルともいえますよね。
親や近しい親せきだけ招いて美しいロケーションで結婚式をあげれば、素敵な思い出が残せるはずです。
海外リゾート婚
国内リゾート婚と同じくおすすめなのが海外ウエディング。
ハワイやグアム、東南アジアのビーチなど写真映えするロケーションでの結婚式は一生の思い出に残ります。
家族だけ招待しても「海外まで来てもらうのは大変だから」という理由で全く不自然ではありません。
新婚旅行を兼ねることもできて一石二鳥。
フォトウエディング
招待する友達がいないなら結婚式にお金を使うよりも思い出にお金を使うという手もあります。
ウエディングドレスとタキシードに身をつつみ、素敵なロケーションでフォトツアーをすれば結婚式をした気分に。
2人だけの挙式
少人数結婚式で家族や親族を招待するという形もありますが、普通に2人だけの挙式という選択肢だってあります。
2人だけで挙式を行うプランも最近では充実してきてプランナーさんが素敵な結婚式を提案してくれます。
挙式後は2人でロマンチックなディナーを楽しむもあり。
素敵なホテルに宿泊するもよし誰も招待しなくても結婚式を挙げることで結婚に対して一つ強い心構えが生まれるものです。
相手との人数差に悩んでいる。相手がたくさん招待したい場合は?
友達がいないことでナシ婚を選ぶカップルと同じように大きな悩みになっているのが招待客のバランスです。
自分には招待できる友達がいないのに相手側にはたくさん招待したい友達がいる…そんな場合はどうしたらよいのでしょうか?
2人で話し合いを
招待客のバランスが取れない場合は2人で話し合うことがなにより大切です。
そこでどうしても結婚式をしたくないなら気持ちを伝えましょう。
または上記のような方法も結婚式もあると相談しましょう。
せっかくのハレの日を楽しめないなんてもったいないです。
一般的には新郎側の招待客が多い分には問題ないと言われていますので新婦側の招待客が少ない分には問題ありません。
逆パターンの場合は新郎側の体裁にかかわりますから新婦側が気を使って少し招待客の調整をする配慮が必要でしょう。
また、バランスがどうしても取れない場合は両家の親に事前に報告して理解してもらうことがなにより大切です。
式場のプランナーさんは結婚式のプロですから招待客のバランスについて悩んだ時は相談に乗ってもらえます。
招待人数差が出た時の対処方法を書いていますので下記の記事も参考にしてください。
人材派遣サービスもある
どうしても招待客のバランスが悪くて体裁が整わないことを気にするのであれば最終手段!
代行出席サービスを使うという奥の手があります。
代行出席サービスとは招待客の人数調整のために代行会社に人材派遣をお願いするというものです。
結婚式の方法もさまざまなので悩みすぎないで
友達がいないからといって結婚式をあきらめることはありません。
友人がいない結婚式は寂しいだろうという先入観を捨てて!
2人のための、そして両親に感謝するための結婚式であることを思い出せば友達がいないことなんて関係なくなるのです。
「ダケ婚」も参考にしてみてください。「ダケ婚」とは「挙式だけ」というように、自分たちに合うスタイルで結婚式を行う結婚式の形です。
みんなと同じ結婚式をする必要はないだと感じられ、私たちは大切な人たちのために「ダケ婚」を選んだのだと思えるので合わせてご覧ください。
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