新郎側と新婦側の招待人数は、同じくらいがいいというのは良く聞かれるかと思います。
招待客リストを作りながら、人数の差に頭を悩ませていませんか?
絶対的に同じにしなければならないルールはないんだよ!!新郎側と新婦側で結婚式の招待人数に差がでてしまうことは仕方ないことなのです。
ただし、気を付けるべき点や、大切にしていただきたいポイントはあります!
ここでは、新郎新婦でそれぞれ招待人数に差が出てきてしまったときにどうすべきか、について説明していきたいと思います。
目次
ゲストの人数差が出てしまうのは普通のこと
招待人数は会場の大きさや式のコンセプトによって大幅に変わってきます。
では、そもそもゲストを何人くらい呼ぶのが一般的なのでしょうか?
ゼクシィ結婚トレンド調査 2016年によると、披露宴・披露パーティの招待人数については以下のようになっています。
30人未満 | 10.4人 |
30~ 40人 未満 | 4.3人 |
40~ 50人 未満 | 5.6人 |
50~ 60人 未満 | 9.4人 |
60~ 70人 未満 | 14.0人 |
70~ 80人 未満 | 15.3人 |
80~ 90人 未満 | 15.2人 |
90~ 100人 未満 | 8.6人 |
100~ 110人 未満 | 7.3人 |
110~ 120人 未満 | 3.0人 |
120~ 130人 未満 | 2.7人 |
130~ 140人 未満 | 0.5人 |
140~ 150人 未満 | 0.5人 |
150~ 160人 未満 | 0.1人 |
160人 以上 | 0.2人 |
平均人数 | 68.6人 |
一番多かったのが「70~80人未満」と「80~90人未満」でともに15%となっており、次に多いのが 「60~70人未満」です。
全体の平均人数は、68.6人となり、だいたい70人ほどの式にされることが多いようです。
次に披露宴・披露パーティ招待客の新郎側と新婦側での招待比率ですが、「新郎側が多い」が31%、「新婦側が多い」が22%、「同じくらい」が44%という結果となっています。
この結果からわかるとおり、絶対的に同じくらいの比率にしているということはないのです。
招待人数が限られてくる中で、新郎側の上司を重視したり新婦側の親族が多くなってしまったりすることはあります。
育ってきた環境や、お付き合いの幅、兄妹の人数などが違うので招待人数を同じくらいにしなければならないということはないということです。
招待するゲストの決め方は下記の記事をご覧ください。
両家で人数に差がでてしまう場合どうすればよいか
両家での人数差がでてしまうことは問題のないことですが、差がでてしまうと少し心配な点やバランスの悪さが気になる…などが出てくるかと思います。
そんな不安などがでてくると招待する人数を決めるのがますます難しくなり悩みの種に…
そうならないためにはどうしたらよいのか!?という対処方法もみていきましょう。
- 両家で話あって数を同じくらいにする
- 好きな人を呼べるように結婚式の人数枠を増やす
- 共通の友達であれば、人数を同じくらいにするように割り振る
- 気にせずお互い好きな人を呼ぶ
対処法としは上記の4つです。詳しく見ていきましょう。
両家で話し合う
両家で同じくらいの招待人数にするには、新郎新婦で話あうのはもちろんですが、両家で話し合うということも一般的です。
友人の数を同じくらいにするには、新郎新婦だけでの話し合いで済むことですが、親族や両親が呼びたいと考えていた近所の方がいる場合は勝手に人数を調整するということは難しいのではないでしょうか。
そのため、両親も交えて話しあうことも一つの方法です。きちんと話あっておけば、お互いにとっても気持ちの良いことです。
好きな人を呼べるように結婚式の人数枠を増やす
次に、お互い呼びたい人数が多すぎてキャパオーバーの場合です。
新郎側を優先するか…新婦側を優先するか…バランスをとるか…の選択をするのではなく、呼びたい人数をそれぞれ制限せずに呼べるように人数枠を増やしてみてはいかがでしょうか?
招待人数の差など気にせずに、呼びたい人を呼べるように自分たちに合うキャパシティーの式を考えてみましょう。
共通の友達であれば人数を同じくらいにするように割り振る
両家で呼ぶ人数に差がでたときに、新郎新婦の共通である友人の方がいる場合は、少ない方にバランスよく割り振りすることも良いです。
どちらか一方に偏らせなければいけないという訳ではありません。
共通の友人であれば、テーブルも挙式席も新郎側・新婦側のどちらでも大丈夫なので、2人で話し合って上手に分けましょう。
ただし、なるべく仲の良い方や話が合いそうな方同士など席の配置には配慮してあげましょう。
気にせずお互い好きな人を呼ぶ!
気にせずに好きな人を呼ぶことも大切です。
確かに人数のバランスは気になるかもしれませんが、新郎・新婦で人数の差が出てしまうのは仕方がないことです。バランスを気にするよりも、自分たちが招待して良かった!と思えるように、お互いに好きな人を呼ぶことも良いです。
新郎・新婦がお互いに納得しているのであれば、バランスなどは気にしなくても良いでしょう。
一生に一度の結婚式なので、招待したい方を招待してみてはいかがですか?
友人がいないや差に悩んでいる人は結婚式の方法を工夫するのも一つの方法です。合わせてご覧ください。
ゲストの人数差が出たときの注意点
両家で結婚式の招待人数に差が出てしまうことの対処方法についてはお話しましたが、対処方法とは別に、注意したいポイントもあります。
<注意したいポイント>
- 費用について
- 座席の配置
- 親族の人数に差がある場合
- 両親の了承を得る
この4点が重要になってきます。しっかり配慮し、最高の結婚式になるようにしましょう。詳しく説明していきます。
費用について
新郎側と新婦側で人数の差が偏ってしまう場合、そこまで差がなければお互いに折半という形で収まると思います。
しかし、どちらかが明らかに多くなってしまった場合は多い分のゲスト代などの費用について多い方が負担するなどの話がでてくるでしょう。
結婚式の費用は両親から援助してもらうという方もいますよね。
両親が援助する場合、両家でお互いどれくらい出すかなどの話にもなってくるかと思います。
そのため、ゲストに大きく差が出てしまったとき、負担する費用については両家で話し合うことも大切です。
費用については、注意しましょう。
座席の配置
人数の差が偏ってしまったときに注意が必要なのは座席の配置です。
披露宴では、新郎側の席、新婦側の席と配置されるのが一般的です。しかし、人数の差が出てきてしまうと座席の配置もうまく収まりきらないということになります
例えば、
どこからが境目なのかわからない…
パートナー側に友人の席が混ざってしまう…
うまく人テーブルの座席数に収まらなかった…
という問題は、悪いわけではありません。
そういう時には、プランナーさんに相談してうまく配置をしてもらえるようには配慮するようにしましょう。
親族の人数に差がある場合
全体的な人数の差もそうですが、注意したいのは親族の人数に差がある場合です。親族の人数の偏りもよくあることです。
しかし、親族の招待人数を決めるときは、親族紹介の時間内に紹介できる人数であるかどうかも注意しなければなりません。
特に、親族の招待人数については、新郎新婦だけでは決めることが難しいことです。
親族紹介がどれくらいの時間があって、何人くらいが良いのかをプランナーさんに確認し、その情報のもとお互いの両親を含め相談して決めましょう。
どうしても両家で親族の差が出てしまうという場合は、親族紹介の中で「本日、私たちの親族は全員が集まっております」などと一言紹介できれば、親族が少なかったとしても全員を紹介することが出来ました!ということが伝わります。
とにかく、親族については両親に相談することと、お互いの親族の人数などをあらかじめ両親に伝えておくことがポイントです。
両親の了承を得る
注意したいポイントをまとめてきましたが、一番大切なことは「両親の了承を得ること」です。
結婚式は新郎新婦の当事者がやるものです。本人たちが満足する式をできれば一番良いことです。
しかし、一生に一度の結婚式を成功させるためにはお互いの両親の協力も必要なのです。
結婚式の招待人数に差があったときに、人数に差があることをお互いの両親に伝え、了承を得ることも大切です。
費用の面、親族のこと、などを含め結婚式が成功するために人数の偏りがあったとしてもお互いがベストな形で結婚式を行えるということを両親に伝えましょう。
まとめ
結婚式の招待人数に差があったときの対処法について、両家で話あうこと、披露宴の人数枠を増やすこと、そして注意するべき点をポイントであげました。
招待人数に差があったとしても、2人がやってよかったと思う結婚式であることが大切です。
結婚式が成功するためにぜひ参考になればと思います。
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