彼にプロポーズをされて、両家のご挨拶を済ませて「さぁ結婚式の準備を始めよう!!」とわくわくしている花嫁さんも多いはず。
チョビが言うように大安が良いと聞くよね。特に親の世代の方は日取り(の「六輝(六曜)」)を気にするので注意です。
この記事では日取りはどう決めるのが良いかと、親世代が気にする「六輝(六曜)」を中心に、結婚式の日取りを決める際の大切なことをお伝えします。
参考までに先輩カップルの決め方も書いています。
目次
結婚式の日取り決め方・気をつけること
多くの結婚式は2人だけでするものでなく、親族やゲストに参列してもらうので「自分たちの仕事の都合とゲストが参加しやすい日」を選ぶことが重要です。
日取りを決める上でのポイントをまとめたのでご覧ください。
日取りを決めるポイント
- 余裕を持って準備ができる期間があるか
- 連休や繁忙期は避けるているか
- ゲストが過ごしやすい季節であるか
- 親や親族の希望を確認済みか
やはり結婚式の日取りは1年ぐらい先をめどに設定しておくのが、式場探しや準備も余裕ができるのでベターです。
ただし、式場との打ち合わせが始まるのは結婚式の4ヶ月前なので、時間がない人もご安心を!
詳しい準備期間については下記の記事をご覧ください。
そして何よりゲストの立場に立って日取りは決めることが重要です。
例えばゴールデンウイークやお盆、年末年始は連休なので出席しやすいように思えますが旅行など予定を立てている人が多いので避けましょう。
仕事の繁忙期も相手に迷惑になるので見落としがちですが気をつけましょう。
やはりゲストもカップルも過ごしやい春と秋は気候が良いので人気です。
時間帯については結婚式のおすすめの開始時間は?それぞれのメリット・デメリットを紹介!をご覧ください。
親や親族の希望を確認
なんといっても最終難題は親の意向で、ここで出てくるのが六輝(六曜)です。
普段は縁起の良し悪しを気にしなくても、親としては子どもの結婚式は吉日を選びたいと考えている人が多いのです。
なので、自分たちは「大安」や「仏滅」など六輝(六曜)をきにしていなくても、必ず両家の両親に日取りの確認を取りましょう。
よく言われる六輝(六曜)って何?
「六輝(六曜)」はどのような意味があるのかご存知ですか?
もともとは中国で生まれ、日本に伝わってきたのは鎌倉~室町時代と言われていますが、そこから呼び名など少しずつ形を変えて現在のものになりました。
カレンダーや手帳でも良く見られますが、六輝(六曜)とは、有名な暦の一つで一週間を6日で表したものです。
大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の6種があります。
それぞれについて以下のような意味があります。
「大いに安し」の意味があり、何事をするにも最良の日とされます。結婚式だけでなく、引っ越しも大安を選ぶ方が多いです。
「友を引く」という意味があり、お葬式は避けられますが朝と晩は吉、昼のみ凶とされる日なので、結婚式では大安の次に良い日とされます。
「先んずれば即ち勝つ」の意味で、万事において急ぐのが良いとされます。結婚式では午前中の式が望ましいとされますが、午前に式をスタートしていれば、午後にかかっても吉。
「先んずれば即ち負ける」の意味で、急用は避けるべき日とされます。午前は凶、午後の式が吉となります。
陰陽道の「赤舌日」という日に由来しており、午の刻の午前11時から午後1時のみ吉で、それ以外は凶とされる日です。
「仏が滅するような大凶日」、この日は何をしても凶。結婚式では現在も避けられることが多いです。
日取りは「大安」「友引」でなくてもいい
ではよく結婚式は「絶対に大安がいい!」「仏滅は避けたい!」と言った声を聞きますが、これって本当に重要なのでしょうか?
「実際六輝は占いの一種のため、神道とは関係ありません!!」
上記のような意味も迷信的なんです。
海外で六輝(六曜)を使っているところはありません。
「仏滅」に結婚式でも問題ない理由
仏滅書くので、一見仏教と関係するかと思いますがなんの関係もないんです。
日常生活で六輝を気にする人はほとんどいないはずです。
また、実際に挙式を上げた日取りは以下のようになっており、仏滅に行った方もそれなりにいますし、そもそも覚えていないという方も結構います。
私も自分の結婚式は仏滅で行いましたが何も気になりません。
もし、結婚式が仏滅であったとしても来年の結婚記念日は大安かもしれませんし。
仏滅の結婚式について、更に詳しくしらたい方は下記の記事をご覧ください。
六輝(六曜)は結婚式場で日取りを決めるときに大きく関わる
式場選びにおいて、先ほどお話しした「六輝(六曜)」は日取りを決めるのにとても重要なポイントになってきます。
なぜなら結婚式場の日取りは気にする人も未だにいるので「六輝(六曜)」により下記のようなことがあります。
- 「大安」「友引」だと式場の空きがない場合がある
- 日取りによって金額が全然違う
それではそれぞれについて一つずつ見ていきましょう。
式場の空きがない場合がある
1年ほど先の式を考えていて「何となく大安か友引が良いかな・・」と考えていても、いざ空き状況を聞いてみると会場が全く空いてなかった!!ということは良くあることです。
希望の日がダメだった時に
自分達にとって六輝はどれだけ優先しないといけない条件なのか?
親が日取りの良い日じゃないとダメと言わないかどうか?
これは式場見学に行く前にしっかり話しておけば問題なく決められます。
日取りによって結婚式の金額が違う
できれば日取りの良い日に結婚式を、と考えるのは皆同じです。
例えば、「大安」と「仏滅」が空いていて金額も全く同じであれば、当然大安の日を選ぶかと思います。
なので「仏滅」のような一般的に避けられがちな日に関しては、式場によって見積もりの金額を変えている場合も多くあるのです。
安く結婚式がしたいなら、おすすめは「仏滅」
ウェディングプランナーさんによれば、ブライダル業界の中でのおすすめの日取りはズバリ!「仏滅」なのだそうです。
「仏滅なんて…」と思われたかもしれませんが、次のようなメリットがあります。
予算が低く抑えられる場合がある
これは、先程も書いたように一般的に避けられる日取りのため、式場が値引きをしている場合があるためです。
他の結婚式のゲストが少ない
休日の大安・友引になると、どの結婚式場も予約でいっぱいなのでゲストで混み合うことも。
ただでさえ混んでいる休日の高速道路も渋滞で動かなかったり、式場内には引出物袋を持った団体を何組も見かけたり・・せっかく結婚式に来てくれるゲストには2人の結婚式の余韻にも浸って欲しいですよね。
ドレスが取り合いにならない
結婚式の件数が多い日ほど、人気のドレスは取り合いになりがち。
せっかく試着して「運命のドレスかも!」と思っても、予約が取れなければ当日着ることはできません。
その他にも、カメラマンさんも指名で・・と考えている方も同じく空いている日の方がスケジュールが空いている確率が高くなります。
挨拶のお願いがしやすい
当日にご挨拶をお願いしようと思っている主賓の社長や上司の方が他の部署の○○さんの結婚式と日取りが被ってしまって呼べなかった、なんてことも避けられます。
当日のサービスが充実している
結婚式場も、予約が多い日ほど人が溢れてサービスの細かいところまで手が回らなかったり、クロークが混雑したり。
仏滅の日で予約が少なければ、より丁寧にしっかりと2人の大切なゲストをおもてなししてくれることもあるかもしれません。
式場見学前に日取りを決めておくのがおすすめ
ブライダルフェアや式場見学に行く前に第3候補日ぐらいまでの日取りを決めておくとよいでしょう。
「この日にできないなら、ここで結婚式をしない」とこだわりがある人は問題ないですが…
- 会場が気に入いって、予約できるところでいいと思っているなら
- 安く結婚式ができるならいいと考えてるなら
必ず「六輝(六曜)」の日取りを2人はもちろん両親も気にしないかの相談を事前にしておくことをおすすめします。
見学当日に式場を決めるとお得な場合に決断ができない
時間がない人は空いている日にちをなんとかおさえたい思うもの。
また、実際に会場を見学してみて、雰囲気やその他の条件もばっちり!なのに日取りの確認をしていなかったから、両親に相談してからでないと会場を決められない・・
さらに、仮押さえが出来ない場合は後日問い合わせたらすでに別の人に取られていた、という可能性もあるので注意!!
運命の日を逃さないようにしてください。
先輩花嫁はどうやって決めたの?
やっぱり気になるは先輩花嫁がどのように結婚式日取りを決めたかですよね?
下記にまとめたので参考にしてください。
- 2人の記念日
- クリスマス、バレンタイン、祝日覚えやすい日
- 語呂合わせで覚えやすい日
- 縁起を担いで、縁起のいい日
- とにかく料金の安い日
結婚式の日に入籍する人と、その前後に入籍する人もいると思うので選び方は様々ですね。
まとめ
ここまでお話しした中で重要なポイントは
- 日取りはゲストが参加しやすい日や気候を選ぶ
- 六輝の意味を理解し、自分たちに合った日取りを決めよう
- 見学に行く前に必ず両親を含めて日取りの相談を
- 仏滅もメリットはたくさんある
こちらを頭の片隅に置いていただければ、日取りの決定もスムーズに進むかと思います。
一生に一度の結婚式、何からしたらいいのか分からないという方は多いかと思いますが後悔しないように、楽しんで準備を進めてくださいね。
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