結婚式の主役は新郎新婦です。
式の本番では自分たちが客観的にどう見られるのか、主役の立場からはわかりにくいと思いませんか。
自分たちでは式場のこんなところがいいと思っていて決めたとしても、ゲストの立場から見ると撮影しずらかったり、主役が見えにくかったりベストではない可能性もあります。
安心して♪式場探しの段階でゲスト目線で式場を探せる方法があるよ!それは模擬挙式・披露宴があるブライダルフェアに参加すればいいんだよ。
そこで今回は、模擬挙式と模擬披露宴がどういったもので、どのようなポイントをチェックすればいいのかをお伝えします。
目次
模擬挙式・模擬披露宴とは何か
模擬挙式や模擬披露宴は、その名前の通り模擬的に挙式と披露宴を行うものです。
模擬挙式や模擬披露宴の場合は、モデルの方が新郎新婦の立場になります。
そして、結婚を検討しているカップルはゲストとしての立場から挙式や披露宴を体験します。
ブライダルフェアの一環として行われることが多く、その会場での結婚式を検討しているカップルが参加します。
ただし、リハーサルで確認できるような細かい段取りやカップルごとに異なる演出やイベントなどを取り入れることはできません。
あくまでも、一般的に行われる結婚式をゲスト側の立場から模擬体験できるということです。
ちなみに所要時間は、模擬挙式が20分から30分、模擬披露宴が30分から1時間程度になります。
模擬挙式で体験できること
模擬挙式で体験できる内容は、本番で行われる挙式とほぼ同じものです。
例えば、教会式の挙式の場合は下記のような流れになります。
- 新郎と牧師さんの入場
- 新婦と父親の入場
- 賛美歌斉唱
- 牧師さんによる聖書の朗読
- 新郎新婦の誓いの言葉
- 指輪の交換
- 誓いのキス
- 誓約書へのサイン
- 新郎と新婦の退場
- フラワーシャワー
これはあくまでも一般的な流れですが、多くの模擬挙式はこのような流れで行われます。挙式を検討しているカップルは、客席からこの流れを見守ることになります。
過去にゲストとして結婚式に参列したことがある方は、大体の流れがイメージできると思います。
また、若くして結婚する方など、同世代の方の結婚式に参列したことがない場合は、挙式自体を見るのが初めてになるのでとても参考になるでしょう。
模擬挙式でチェックするポイント
模擬挙式の内容についてはお分かりいただけたと思います。
でも、具体的にどういったポイントに注意して模擬挙式に参加すればいいのでしょうか。
ただ参加して「素敵だった」「楽しかった」で終わらせないために、ここに挙げたポイントは必ずチェックしておきましょう。
会場の収容人数
その式場の客席を見回し、何人が着席できるのかを数えておきましょう。
会場によって収容人数は異なります。
パッと見まわして「何人ぐらいかな」という、ざっくりの確認ではいけません。
「何人が座れるベンチが何個あるから合計何人が座れる」という具体的な数字を計算し(またプランナーに確認し)、メモしておきましょう。
もちろんキャパシティに収まりきらなければ、立ち見という形で参加してもらう事は可能ですが、ゲストの満足度を上げるためには、全員が座れた方が良いでしょう。
特に、披露宴の場合は人数に応じて机や椅子の配列などを変えて収容人数の調整ができますが、挙式会場は椅子が固定になっているため収容人数を変えることはできません。
演出内容
会場によって演出内容の細かい部分が変わります。
あくまでも一般的な挙式になるので、特殊な演出は確認できませんが、一般的な挙式で行われるような一連の演出は確認することができます。
確認できることまとめ
- バージンロードがどれぐらいの長さか
- どのぐらいの時間で歩き切れるのか
- オルガンの音色または音響の響きは自分の好みなのか
- ブーケトスはどの場所で行えるのか
- フラワーシャワーできるのか
このあたりはカップルによって好みが分かれると思いますが、ここで「なんとなく違うな」と思うようであれば、その感覚は大切にしましょう。
当日をイメージする
実際に自分たちが新郎新婦の立場で主役としてその場に立った時、ゲストからどう見えるのかをイメージしてください。
模擬挙式ではモデルさんが新郎新婦の役を務めますが、その2人に自分たちを当てはめて考えてみましょう。
「後方の人の視界の妨げになるものはないか」「撮影時に逆光にならないか」「2人で歩くバージンロードは狭くないか」「長いドレスの裾でも綺麗にみえるか」なども考えてみましょう。
また今何式で挙式が行われているのか確認し、挙式のスタイルも考えるといいです。
神前式がよければ神前式の模擬挙式にも参加してみましょう。
待ち時間も含めゲストは30分くらい挙式会場にいます。ですので、せっかく参加するので座席の座り心地やご年配のゲストがいるなら、移動のしやすさも確認しましょう。
また、「自分ならこうする」というアイデアを模擬挙式の段階から出しておくことがお勧めです。
実際に挙式会場という現場で式が行われている最中は、最もアイデアが湧きやすいので、ここで思い付いたアイデアは忘れないうちにメモしておきましょう。
全ての会場でやりたいことができるとは限りません。会場に迷った時の判断材料になります。
模擬披露宴で体験できること
続いては模擬披露宴です。模擬披露宴も模擬挙式と同じように、モデルさんが新郎新婦となります。
式場を検討しているカップルは、ゲスト席について披露宴を模擬体験できます。
模擬披露宴の流れは一般的な披露宴で行われる内容をベースにしていますので、特殊な演出はありません。
ですがプロフィールムービーやケーキ入刀、キャンドルサービスなど「どんな結婚式でも大抵入っている」というプログラムは行われますので、実際の披露宴をイメージしやすいでしょう。
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模擬披露宴でチェックすること
模擬披露宴でも、チェックしておくべき項目は様々です。挙式よりも当日の自由度が高い披露宴だからこそ、当日をイメージしながら、式場を細部まで観察しましょう。
照明や音響
披露宴の雰囲気づくりに対して、大きな効果を発揮するのが照明や音響です。
これらは実際に稼動しているところを目の当たりにしないと、そのクオリティは分かりません。
会場の大きさ
挙式と違い、披露宴の場合、収容人数に明確な制限はありませんが、それでも会場の広さに応じて「心地よくゲストが過ごせる人数」は変わります。
参加するゲスト全体の人数を予測しながら「何個ぐらいのテーブルを置き、何脚ぐらいの椅子が必要になるのか」をイメージして、会場全体の広さを確認しましょう。
会場の飾りつけ
披露宴会場も、式場によって雰囲気が違うので、自分たちにとって理想的なものかどうか確認してください。
また、会場の飾りつけについても、ある程度自分たちで調整することはできますが、「基本的にこんな形になる」というベースを自分たちの目で確認しておきましょう。
その他、プロジェクターとスクリーンの位置、ガーデン雰囲気などもチェックしておく必要があります。
当日見辛くてゲストからせっかくのメッセージなのにわからなかったと言われました。
やはり何事も確認することによって後悔がなくなります。
模擬披露宴と模擬挙式に参加するときの服装
「模擬とはいえ結婚式なんだからドレスやスーツでなければいけない」と思う方もいるかもしれませんが、そこまでする必要はありません。
普段着で大丈夫です。
ただし、あまりにもカジュアル過ぎる服装だと目立ってしまうので、普段のデートより少しフォーマルなスタイルを心がけると良いでしょう。
心配な人はブライダルフェアへ行くことに!男性の服装に決まりはあるの?
とこれで迷わない!ブライダルフェアに適した服装と注意点について【女性編】の記事をご覧ください。
申し込み方法
模擬挙式や模擬披露宴はブライダルフェアの一環で行われることがほとんどです。
そのため、申し込む場合はブライダルフェアを予約する必要があります。
目当ての結婚式場が決まっていれば直接式場に申し込むこともできますし、会場探しがまだこれからという場合は、ブライダル系の式場紹介サイトから式場を検索し、申し込むとができます。
下記の記事でおすすめのサイトを紹介していますので、参考にしてください。
まとめ
模擬挙式や模擬披露宴は一会場だけではなく、複数の会場で参加して検討するべきです。
サイトを利用して、条件を絞り込んで検索し、2件から3件のブライダルフェアに参加すると良いでしょう。
参加しているうちに理想の挙式や披露宴が見えてきます。
今日契約で安くなるというような口車には乗らずに比較検討しましょう。
そして、やりたい演出等が見つかったら必ずメモして会場でできるか確認しましょう。
2人にとって素敵な式場がみつかりますように!
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