結婚式にかかる費用は?その内訳と支払いのタイミング・自己負担額について詳しく紹介!


結婚が決まると次に考えなくてはいけないのが「結婚式」ですね。

結婚式は日頃お世話になっている方々への感謝の気持ちを伝える大切な機会であり、そして、自分たちも結婚式を挙げる事でより一層頑張ろうとカップルのひとつのけじめになる大切な日です。

ですが気になるのは結婚式の費用ですよね?

チョビ
結婚は結婚式だけじゃなくて、新居への引っ越し費用、新生活の資金など出費がたくさんあるよね?!
結婚式にどれくらいの費用がかかるか具体的に知りたいなぁー!
みーこ
そうだよね!!
実際に結婚式でどれくらいの費用がかかるのかをきちんと頭に入れておくと余計な出費を防ぐことができ、新居の家具・家電や引っ越し予算も無駄なく考えることができるね。

この記事では平均的な結婚式の費用と、費用の内訳について具体的に説明していきます。

結婚式は費用が高額なため、何度も打ち合わせを繰り返していくうちに「つい1万円くらいなら、3万円くらいなら…」と金銭感覚がおかしくなってしまいがちです。

何にいくら、総額はどうなるのかしっかり見ていくことが大切です!

都道府県別おすすめ結婚式相談所を探す
関東
関西
その他の地域

 結婚式にかかる費用【結婚式会場別】

shutterstock_194586131

結婚式にはだいたいどのくらいの費用がかかるのか、把握しておくことはプラニングするうえでとても重要になってきます。

花嫁
結婚式をすると言っても、専門式場・ホテル・レストランウエディング・ゲストハウスなど、いろいろな結婚式場の種類があるので、それぞれで費用は当然異なります。
ですので、どういった会場でやるのかは決めて置く必要があります。

結婚式場の種類についてあまり知らない!という方は下記の記事に特徴を詳しく紹介してありますので、ぜひご覧ください。

結婚式場って何が違うの?知っておきたい式場・挙式スタイルの特徴まとめ

全国平均で最近の結婚式の傾向を見てみると、全体で結婚式へかける総額(挙式・披露宴を含む)は増加傾向にあり、2015年度の調査から2016年度は挙式披露宴にかかる総額が7万円ほど上がっています。

結婚式の費用が増えたにもかかわらず、全体的な招待人数は減っているので、招待客1人に対する予算を多くとり、料理や飲み物にこだわるカップルが多くみられる傾向にあるようです。

それでは実際に結婚式スタイル別、結婚式費用をグラフで見ていきましょう。

このグラフを見て分かる通り、ゲストハウススタイルの結婚式を挙げるカップルが一番高い予算で結婚式を挙げていることが分かります。

地域によって、また、結婚式スタイルによっても差が出ますが、2016年度の結婚式費用総額平均は359.7万円になっています。
上のグラフでも、多くのカップルはだいたい300万円~450万円未満で結婚式を挙げている事が分かります。

とっても高いですよね?

でも、結婚式の費用はご祝儀を含めた「自己負担費用」で考える必要があります。

ご祝儀を含めた自己負担費用

結婚式の費用が360万円と聞くと、「とても負担できない、結婚式は諦めるしかない」と考える人は多いでしょう。
しかも毎年結婚式にかかる費用は上がる一方と聞けばなおさらです。

チョビ
僕、そんな大金払える気がしないよ…みんなどうやって結婚式してるの?!
みーこ
実は、結婚式にかかる費用が毎年上昇傾向にあるにも関わらず自己負担額は変わっていないの!!
つまり、招待したみなさんから、いただくご祝儀の金額が上がっているの♪

結婚式代が高くなると同時に、ご祝儀額も増加傾向にあるので、自己負担は変わらないという結果になっているのです。

shutterstock_510363919

結婚式のお金は全て自己資金からまかなう必要はありません。

ゲストを招待すればご祝儀がいただけます。そのお金を結婚式の費用に当てれば負担は軽減します。

結婚式にかかる平均費用は約360万円ですが、そのうちご祝儀を考えると、実際の自己負担額はずいぶん少なくなります。

kkekkonnsiki hiyou

上記のグラフで分かる通り、結婚式で頂けるご祝儀の平均総額は200-250万円が一番多く、全国平均で約232.3万円となっています。

結果的には、カップルの実質負担額は143.2万円ということになり、
結婚式料金総額を考えるとずいぶん少なくなったイメージがするのではないでしょうか?

とはいえ、今から新しい生活を始める二人にとって100万円を超える負担は大変なもの。
独身時代からしっかりと貯金しておく必要があります。

自分たちが実際どれぐらいご祝儀がもらえるかは結婚式費用の自己負担額を徹底調査!ご祝儀とのバランスを考えように詳しく記載していますので合わせてご覧ください。

費用の内訳

shutterstock_566835985

挙式結婚式に300万円~450万円未満の資金が必要な事は分かりました。それでは具体的にどのような事に費用がかかるのか、見ていきましょう。

まず、招待客人数を平均的な80名に設定して計算してみます。

表を見ると分かる通り、これだけたくさんの費用が結婚式にはかかってきます。

これに加え、サービス料、消費税が別に必要です。(サービス料は料理代の総額の10%の金額が多いですが会場によって様々です。)

花嫁
ちなみに、内訳をしっかり見ることで、自分たちの結婚式のこだわりから、節約できるポイントと予算をしっかり使うところがはっきりしてくるはずです。

この表は招待人数80名に対する結婚式費用の全国平均ですので、当然地域によって、また披露宴会場や挙式スタイル、ドレスのグレードなどで費用は変わってきます。

ですが、だいたいこの表の費用を基本に押さえておくと、結婚式予算を考えやすくなります。

見積もり書の確認ポイントや金額が上がりやす項目については下記の記事で詳しくご紹介していますので合わせてご覧ください。

【必読】フェアでもらう結婚式見積書は不足多数!正しい見方と安くするための方法

結婚式料金の支払いのタイミングはいつ?

結婚式料金を支払うタイミングっていつだろう?と疑問に思う人はたくさんいます。

チョビ
え?!式の前・直後・後日とか、それぞれ自分たちが払いたいタイミングで払う時期を決めれないの?
みーこ
残念ながら、答えはNOです。
各結婚式場で支払いの規定があり、その規定に準じて支払いを行わなければいけません。

そのため、結婚式の前日に支払うところ、式直後、また後日と統一されているわけではないのです

一番多いのは「式前日までに振り込み、または支払い」という形。

式前日や、式1週間前など各結婚式場で違う上、結婚式予約時に申込金10万-20万円を支払わないといけない会場もあります。

花嫁

支払期日の確認をせず、ご祝儀をもらってから支払おうと思っていると計画が狂ってしまい、ローンや親に借りるという事態になってしまうこともあるのでここはしっかりと確認しましょう!


前日までに入金する方法ですと、当日お金の事を気にせずに結婚式を純粋に楽しめるのでお勧めです。
ただご祝儀をあてにできないので、いったんは自己負担となってしまいます。

筆者がそうだったのですが…当日清算だと、お金は足りるのかとドキドキしました。

そして、楽しい結婚式が終わり幸せの余韻に浸る暇もなく、ゲストにいただいたご祝儀からお金を出し数え清算したので、現実に引き戻されます。

結婚式の費用の支払いの方法は?

結婚式の費用の支払い方法は次の3つから選べるところがほとんどですが、これも会場によるので、よく確認をしてください。

  • 現金
  • クレジットカード
  • 振込

振り込みの場合、1日の振り込み上限が決まっている事、そして振込手数料がもったいないのであまりお勧めはできませんが、会場に行かなくて言い分、手数料分くらいは楽できるかもしれません。

また、実はおすすめなのが「クレジットカード」です。

一回の支払いで一気にクレジットカードのポイントがたまりますから、とってもお得。カードの上限に余裕のある人はカード払いにすると良いでしょう。

また、資金に余裕のないカップルはウエディングローンを組むという形もあります。
ウエディングローンは普通のカードローンと比べて目的が限定されるため利息が安いという特徴があります。

花嫁
ただし、安いとはいっても利息は付きますからよく考えて申し込みましょう。

目安としては100万円を借りた場合、毎月3万円前後を3年間で支払う形になります。返済は大変ですが、資金不足のカップルの強い味方になってくれるのがウエディングローンです。

まとめ

結婚式にはたくさんのお金がかかります。

しかし一生に一度の思い出と、今までお世話になってきた方々への感謝の気持ちを伝える場としてとらえるとするなら、悪い出費とは言えません。

もちろんすべてにお金をかけろという事ではありませんが、計画的に結婚式のプランを立てれば、ご祝儀でかなり賄うことができるのも結婚式です。

節約のポイントとして、結婚式費用の内訳を見ていくと、どこをどう節約したいのかが見えてくるはずです。

カップルでどこにこだわりたいか、そしてこだわりの部分ではないところはどこか?そうやって一つ一つ表と照らし合わせて考えていくと、節約部分が見えてきます。

具体的には

  • 相見積もりを取って比較する
  • 自分たちで「こだわり」を絞り込む
  • オフシーズンを利用する
  • 仏滅結婚式・平日結婚式を狙う
  • 持ち込みで費用を抑える
  • 直前割りを利用する
  • 夕方の式で行う
  • 披露宴内で人前式を行う
  • 演出を節約する
  • 持ち込みで費用を抑える

表を見てもらえばわかりますが、結婚式を安くするポイントは様々な方法があります。
下記の記事で詳しく説明していますので、気になった方は合わせてこちらも、ぜひご覧ください。

【今知らないと損】質を落とさず結婚式を安くする10個のポイント

都道府県別おすすめ結婚式相談所を探す

関東
関西
その他の地域