ブライダルフェアは普通の式場見学とは少し違います。
式場側が気合を入れて見学者を案内してくれる一大イベントなので、婚礼料理の試食、ドレスの試着、お試し花嫁メイクなど、会場によってさまざまなことを体験することができます。
今回はあなたが想像する理想の結婚式場を見つける近道であるブライダルフェアを有効に利用するための注意点をご紹介します。
目次
ブライダルフェアに行く前に
結婚情報サイト「ゼクシィ」を運営しているリクルートブライダル総研の発表によると、結婚式経験者の76%はブライダルフェアを訪問したという結果が出ています。
つまりほとんどの人がブライダルフェアを参考にしているということが分かります。
これだけ多くの人が利用する理由はやはり会場の装飾や料理の試食、ドレスの試着等を通じて自分たちの結婚式本番をリアルにイメージして会場を判断できるからです。
ただし!ブライダルフェアに行くときにはいくつかの注意点があります。
注意点を踏まえてブライダルフェアに参加することが理想の結婚式をあげるために大切なことなのです。
7つポイントがあるので参考にしてください。
式場の装花に惑わされてはいけない
まず、ブライダルフェアでは結婚式当日さながらに結婚式場が装飾されています。
受付のデコレーションはキュートだし、宴会場のフラワーアレンジメントやテーブルセットはとっても豪華。
チャペルでは美しい装花がベンチに飾られていてもうテンションが上がってしまい、おそらくほとんどの人が「うわぁ素敵!」と思うはず(笑)
それはそうですよね、式場側が自信をもってプレゼンする場がブライダルフェアなのですから、一番よい企画演出をもってくるのは当たり前。
「こんなに素敵な式場で結婚式をあげたいわ♡」と思うのも無理はありませんが、ちょっと待ってください!
ブライダルフェアの装花やデコレーションはプランナーさんが「理想の結婚式」をそのまま再現してくれたもの。
当然そこには費用関係なく一番良いものをプレゼンしているはずです!!
ですので、会場のデコレーションに感激して「ここに決めた!」と思うのは早計です。
実際に自分達が予算内でデコレーションや装花を決めると、ブライダルフェアのように豪華になるとは限りません。
ブライダルフェアでは客観的で現実的な目が必要不可欠です!
会場スタッフのマナーに着目
ブライダルフェアではつい素敵な見た目ばかりに注意がいってしまいがち。
素敵な館内に夢見心地で「あんなことも」「こんなことも」したいなぁと思いながら歩きまわるのではないでしょうか?
でも実はとっても大切なのがスタッフのマナー。
大切なゲストのお世話をお願いするスタッフさん。
フェアの受付から案内、そして周りにいるスタッフのマナーや言葉使いをよくチェックするのはとても大切なこと。
もしも当日ゲストが気分を害するとするならば、会場や料理ではなくおそらくスタッフのマナーです。
言葉遣いやスタッフの立ち居振る舞い、私語をしているかなど、細かく見ることが、ゲストに結婚式を楽しんでいただくための第一歩!
会場のチェック点をまとめた記事も有りますので合わせてご覧ください。
施設内清掃が行き届いているかもチェック
そしてスタッフのマナーと同様に館内の清掃が行き届いているかもチェック!
実はきちんと清掃されているかどうかってスタッフの人となりをみるのにすごく役に立つのです。
もしもちょっと残念だなと思うポイントがあれば、きっとそこではスタッフの教育がきちんとされていないのでしょうし、スタッフがさぼることを覚えているのかもしれません。
それでは満足の行く結婚式はあげられませんよね。
見積もりは具体的な内容でお願いする
ブライダルフェアの最後には「相談会」といってプランナーさんと実際に話をするテーブルが設けられます。
そこではいろいろと話をして、この式場で結婚式をするとどれくらいの費用がかかるのか、見積もりをもらえます。
ここで注意!
一般的に最初にもらう結婚式の見積もり費用から、最終金額までかなり開きが出るといわれていて、見積もりよりも上がった!という人は全体の約8割!
しかもあがった金額が平均して約110万円…こんな金額簡単に払えるお金じゃないよね。
つまり結婚式場側が最初に作ってくれる見積もりは一番ベーシックなものというわけなの。
みーこが言うように演出や料理のグレードアップ、そして好きな衣装など…こだわっていけば軽く100万円はあがってしまうというのです。
なので、最初の見積もりが「意外に安い♪」からって、調子に乗ってそこで契約したらあとで痛い目を見ます。
見積もりがなるべく最終金額と近くなるように、最初からある程度具体的な内容を入れていくことも大切です。
参考としてこんな装飾だったらいくらかかりますか?と聞いておくのもおすすめなんです♪
フェアに参加した時に先輩花嫁のリアルな装飾コーディネートだった場合は見積もりを出したもらう際にその装花の金額でだしたもらうと参考になります。
見積もりをもらうときのポイント
具体的な見積もりをもらうのなら、押さえておきたいポイントが3つあります。
- 日取り
- 招待人数
- 予算
日取りと招待人数は、それによってかなり費用が変わってくるので大きなポイントとなります。
ブライダルフェアに行く前にだいたいの日取りと招待人数、そして日取りのこだわり(仏滅でも大丈夫か、夜の結婚式でもいいか…など)をカップルで話し合っておくとスムーズです。
日取りの決め方については下記の記事をご覧ください。
また具体的な予算を先に伝えてしまうのも大切です。
予算が○○円で、最終的にこれを超えたら困る…など明確に伝えると、最終的に費用が無駄にアップすることを抑えることができます。
当日契約は絶対にNG
当日、相談会の時に「ご契約されませんか?」と軽く勧誘を受けるはずです。
「契約」と直接的な言葉は使わなくても「ご希望日は人気の日取りなので予約が埋まってしまうかも」などやんわり営業されるのは当たりまえ。
ブライダルフェアって参加するととても楽しいんです。
もちろん、小さいころから「ここで結婚式を挙げるのが私の夢」というのなら別ですが、だいたい家に帰ってから「契約しちゃったけどよかったかな…」「他の式場もチェックしとくんだった…」と後悔するんです!
ブライダルフェアではいくらすすめられても、「家族と話してみます」「他の式場と比較検討してみます」といって、一度家に持ち帰りましょう。
浮かれ気分が落ち着いてやっと冷静に判断できるというものです。
「勧誘が心配…」という方は下記の記事もぜひチェックしてみてください。
ブライダルフェアに持っていくもの
ブライダルフェアにフラっと行くのも悪くはありませんが、あくまで結婚式の参考にするのがブライダルフェア。基本的にブライダルフェアは気になる式場を1ヶ所以上予約して、比較検討するのがおすすめ。
だけど見学してもメモを残しておかないと「あれ?あそこの会場どうだったっけ?」となってっしまいます。
ブライダルフェアに持っていきたい三種の神器がこれ
- カメラ(スマホでも可)
- ノート
- ペン
しっかり記録を残して比較検討が賢い花嫁♪見学していて思いついた質問を相談会の時に忘れないようにメモっておきましょう。
気になった点を書き残しておくとあとで役に立ちますし、装飾やケーキ、料理などは写真に撮っておくと後で比較検討しやすいうえ、成約後の打ち合わせにも参考になるので便利です♪
もしもドレス試着があるブライダルフェアなら試着したとき必ず写真に残してくださいね。ドレスのラインやデザインなど、実際に選ぶ段階になったときにとっても役に立ちます!
にブライダルフェアに参加する時の持ち物について詳しく紹介しています。気になる方はこちらも合わせてご覧ください。
ブライダルフェアでの服装
ブライダルフェアに着ていく服装にルールはありません。
ただブライダルフェアを1日にかけもち(強者は3ヶ所くらいまわるそうです)するなら疲れにくい服装がマスト。
ただし、結婚式場なのであまり場にそぐわない服装は会場の雰囲気から浮いてしまいます。
服装についても、女性男性それぞれ詳しく説明している記事がありますので、合わせてご覧ください。
メイク
もしもドレス試着があるフェアならメイクも少し花嫁を意識すると◎。
ギャルメイクやスッピン風メイクもいいですが、ドレスに似合うメイクのほうがよりイメージがつかみやすい♪リップもピンクやローズ系にすると雰囲気がでます♡
ブライダルフェアに行くときの注意点まとめ
- 式場の装花に惑わされてはいけない
- 会場スタッフのマナーに着目
- 施設内清掃が行き届いているかもチェック
- 見積もりは具体的な内容でお願いする
- 当日契約は絶対にNG
- ブライダルフェアに持っていくもの
- ブライダルフェアに行く時の服装
ブライダルフェアを楽しもう♪
結婚式は一生に一度の大イベントです。後悔しないように素敵な結婚式を挙げるには準備段階が一番大切☆
ブライダルフェアは気になる式場をチェックできて、実際の結婚式を体感できる楽しいイベント。
当日ゲストが体感するように自分達もここで結婚式をして楽しめるかどうかみるのも大きなポイント!
ブライダルフェアを楽しんで、そしてじっくり考える…これが後悔しない結婚式をあげる秘訣なのです♪
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