結婚式って人生に一度だから、プロポーズされた勢いや嬉しい気持ちでなんとなく式場探しをしている人がほとんどだと思います。
知っておけば後で「気に入っていたドレスはこの会場では準備がないから着られない。」や「この演出はうちの会場ではできない。」とか後悔することや、無駄に高いお金を払って損することもなくなるようなことが式場探しにはたくさんあるんです。
みんな人生で一度だから、しょうがないと飲み込んで結婚式が終われば通常の生活に戻っていきます。
また、友達と全く同じ会場で結婚式をするってあまりないので比較のしようがなかったりして有耶無耶に終わっていきます。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?人生に一回だからこそ満足して最高の結婚式にしたいですよね?
ここではこれから式場探しをする人に理想の結婚式場に出会うために知って欲しいこと、式場探しの前にするべきことを紹介していきます。
管理人が知っておきたかった情報を発信していきます。
どうかプレ花嫁さん!これから結婚を意識している人に読んでもらいたいです。
下記の順番でご紹介していきます。
- 結婚に関わるお金について知る
- 結婚式について知る
- 結婚式場の探し方・探すために準備することを知る
- 結婚式場探しで後悔しないための注意点
1.結婚に関わるお金について知る
お金なんて気にしない人もいるこもしれませんが、どうしてもついて回るのがお金の問題ではないでしょうか?
最初に結婚式に関わるお金について詳しく説明していきます。
1-1 .そもそも結婚式てお金をかけてまでやる必要があるのか?
結婚式って「ドレスが着たいから」「みんながしてるから」「親に進められてからする」といったなんとなく結婚式をする人が多いのではないでしょうか?
なんとく結婚式をするから、ナシ婚も増えているのではないかと思います。
そもそも結婚式はなんのためにするのでしょうか?
結婚はこれから新しい人生を歩んでいく新たなスタートです。
ですが、入籍だけだと実感がわかなかったり、家族になるのに家族同士をはじめお互いの今までの人生をあまり知らないままです。
そこで、結婚式を挙げることは新たなパートナーをあなたの大切な人たちに紹介して、一緒に生きていくという表明で「自分たちのけじめ」になります。
また、今まで一生懸命育ててくれた両親やお世話になった周りの方々に感謝する機会でもあります。
そして結婚は家と家の繋がりが生まれるものなので、家族同士のつながりを深めるたものにもなります。
同時に同じ考えではないのでどのように問題を解決し歩み寄れるかを学んだと思います。
初めての共同作業で付き合っているだけでは見えてこない生活していく上で大切な面が見えました。
確かに大金をかけてやることがすべてだとは思いません。
ですが、自分たちにあったスタイルで結婚式はやるべきですし、新たな絆ができます。
また、ナシ婚を選んだからといって何もしなくていいわけではありません。
お互いの両親への挨拶や顔合わせ、親族への報告、職場や友人への報告とうあります。
1-2.結婚式費用は高すぎる
結婚式の費用はブライダル総研の調査によると平均で350万円ほどかかっています。
この金額を見たらとてもできないと思いますよね?
ですが、ゲストを招待すればご祝儀がもらえるので実際の負担平均は150万円ぐらいになります。それでもかなりの金額になるのは事実です。(ちなみに管理人はもっと安い自己負担額でした。)
結婚式が高くなってしまうのはいいものをみるとグレードをアップしたい気持ちになってしまう心理と、ウエディング業界のカラクリが隠れています。
ご存知の方も多いと思いますが、式場は提携ショップからのマージンで収益をあげているという事実があります。
そのために提携会社は価格に会場に払うお金を上乗せして請求するため、ブーケ1つ取ってもかなり高額な単価になっているのです。
詳しくは結婚式はなぜ高い?そのカラクリと少しでも安くする方法を紹介の記事をご覧ください。
結婚式にかかる費用の詳細
下記の表は具体的にどのような事に費用がかかるのか参考にしてください。(招待客人数を平均的な80名に設定して計算しています。)
全国平均ですので、当然地域によって、また披露宴会場や挙式スタイル、ドレスのグレードなどで費用は変わってきます。
節約はいくらでもできますが、だいたい何にいくらの費用がかかるのか基本に押さえておくと、結婚式予算を考えるときに役立ちます。
結婚式の支払いは前払いが多い
大きなお金が動く結婚式なのですが、各結婚式場で支払いの規定があり、その規定に準じて支払いを行わなければいけません。
ご祝儀をあてにしていても一旦は自分で大金を準備しないといけないんです。
ただ、当日払いも可能な会場も増えていますので、当日払い可能な式場を探すのも一つの手です♪
またお金の払い方も、「現金」や「クレジットカード」「振り込み」など会場により違いますよ!
クレジットカードだとポイントもたまるのお得です!
結婚式の費用や自己負担や支払い方法については下記の記事をご覧ください。
1-3.費用を払う負担の分担は明確に決めておきましょう
前項でお金の話をしましたが、結婚は結婚式の費用だけでなく結婚指輪や新居への引っ越し費用、新生活の資金、新婚旅行の費用などたくさんのお金がかかります。
ここで問題になってくるのは、誰がどのお金を払うかです。
管理人の場合
これらのお金を全て2人で半分で出し合いました。
結納はせず顔合わせのみで婚約指輪はなし、結婚前から一緒に住んでいたので引っ越し費用もかからず、新婚旅行もすぐにはいっていません。
ですので、顔合わせ費用と結婚式の費用、指輪代(婚約指輪はなし、指輪代は一部援助していただいた)で、全ての自己負担の金額としては2人で合わせて55万円ほどです。
お金は喧嘩のもとになります。
なので話しづらいですが、全ての予算や分担をどうするか2人で決めましょう。
忘れがちですがお互いの両親の援助もあるかも知れませんので、そこも必ず確認しましょう。(両家にお金の差があるともめる原因になります。)
結婚にかかる費用を知る
先ほどは結婚式の費用の詳細を表にしましたがここでは、結婚にかかる費用の平均の金額を下記にまとめました参考にしてください。
金額が大きくてびっくりすると思いますがこれは平均です。
結婚するんだからと、全てを一気にやることはありません。
新婚旅行は後でもいいですし、国内にすることもできますし、婚約指輪は節約でなしにする。
結婚式をフォトウェディングにする。
お金については結婚が終われば終わりというわけではないので、賢く節約して貯金していきましょう。
1-4.結婚式は工夫すれば安くできる
お金の話ばかりして、こんなにお金がかかるならと思わないでください。
なぜなら安く結婚式をする方法はあるからです。
実は結婚式の料金の不透明いな部分を危惧している会社もたくさんあります。
なので、本当に結婚式を大切に思っている会社は結婚式をみんなにしてもらいたいと考えています。
安いと言っても人それぞれ感じ方は様々ですが、シンプルな挙式だけなら7万円ほどでできる会社もあるんです。
やっぱり、憧れの高い会場で結婚式をしたい人もいますよね?
そんな人は結婚式までの時間が短い時期で契約すると式場の稼働率をあげるため、安くすることができたりすます。
ですから、必ず2人にあった結婚式ができる会社があると思うのでお金だけを理由に結婚式を諦めないで欲しいです。
結婚式を安くする方法については【契約前が重要】質を落とさず結婚式を安くする10個のポイントの記事をご覧ください。
2.結婚式について知る
結婚式については意外と知らないものではないでしょうか。
誰かの結婚式に参加していても、ホテルだった?専門式場だった?と会場のことを気にしてないですよね?
またどんな挙式方法だったか覚えていますか?
結婚式をするとなればしっかり情報を集めて、自分がしたい挙式や会場を選んでいくのは理想の結婚式をするためには不可欠です!
どんな会場や挙式方法があるのか詳しくご紹介していきます。
2-1.結婚式は一般的に挙式と披露宴を行う
挙式(結婚式)は新郎新婦が、神様または出席者に永遠の愛の誓いを立てる儀式です。
→誓いのキスや指輪の交換をするよくドラマで見かけるワンシーンの部分です。
披露宴は日ごろお世話になっている人を招待して食事を楽しんでもらったり、お互いのゲストに双方のことを知ってもらうための会です。
→乾杯やケーキ入刀、ファーストバイト、花嫁の手紙など
詳しくは意外と知らない?挙式と披露宴の違いって何?をご覧ください。
挙式(結婚式)スタイルには種類がある
挙式は永遠の愛の誓いを立てる儀式だと説明しました。
この儀式は大きく分けてキリスト教式、神前式、人前式、仏前式の4種類があります。
キリスト教式
キリスト教式では純白のウェディングドレスに身を包みチャペルで神様(キリスト)に結婚を誓います。
式場やホテルのチャペルでよく行われるのはプロテスタントの挙式です。
教会のチャペルで行う結婚式は、キリスト教式ではなく教会式と呼ばれることがあります。(キリスト教には宗派があり、教会で挙式を行う場合信者でないとできない場合があるので確認をしましょう。)
神前式
神前式とは神殿で行われる挙式(結婚式)で、日本独特の結婚式スタイルなので海外では見ることができません。
衣装は日本人らしい白無垢や色打掛で、男性は紋付袴になります。
人前式
人前式では「ご参列いただくゲストの皆様に結婚を誓う」ということになります。
日本人は無宗教の人も多いですから宗教や形式にとらわれないスタイルです。
なので基本的に決まりはありませんので、挙式の場所はどこで行っても問題ありません。
仏前式
仏前式とは名前の通り、仏教式で行われる結婚式の事でありがたい縁を仏様とご先祖様にご報告するものです。
自分が檀家になっている寺社(お墓があるお寺)、または自分の家に僧侶を読んで結婚式を執り行ってもらいます。最近では檀家でないお寺でも結婚式を挙げる事ができるようになりました。
仏教式と聞くと衣装は着物をイメージすると思いますが、実は衣装に対するルールはありません。相談すればウェディングドレスも着られるんです。
+α宴内人前式(披露宴内人前式)
人前式ではあるのですが、最近では披露宴内で行う「宴内人前式」を選択するカップルが増えているようです。
宴内人前式は挙式も披露宴も同じ会場で行う挙式スタイルです。
場所を移動することなく披露宴会場ですべて済んでしまうので、招待客も部屋を移動する必要がなく、着席したまま和やかに式が進行していきます。
宴内人前式は挙式の会場使用量がかからないので節約になります!
詳しくは下記の記事をご覧ください。
2-2.結婚式場の種類は大きく4つある
結婚式場て一言でよく言うけど、実は種類があるんです。ゲストハウス、結婚式専門式場、ホテル、レストランの大きくわけて4種類です。どんな違いがあるのか紹介していきます。
ゲストハウス
一軒家貸切ができるのが最大の魅了であるゲストハウス。
玄関から2人だけのプライベートな空間になり、新郎新婦とゲストでゆったりとした時間がすごせます。
お庭がついているところも多いので天候や気候のいい時期にはガーデンでデザートビュッフェ、プールサイドでバルーンリリースなどの自由に演出を取り入れることができます。
専門式場
専門式場は結婚式をするために作られた会場なので、神前式にも適応していたり、新郎新婦やゲストが移動しやすいよう考えられた造りになっています。
プランナーとの打ち合わせ、衣装合わせ、会場コーディネート、装花に至るまで全て1カ所でできるのでスムーズに準備を進めることができるのも魅力です。
ホテル
洗練された質の高いサービスが受けられるのがホテルです。ホテルの歴史的知名度や格式により、特に年配の方や親族からの支持が高いので両親にも安心してもらいやすいでしょう。
駅から徒歩圏内、雨に当たらずたどり着けるなど、アクセス面での利便性がいいのもホテルならではですし、地方からのゲストがそのまそこに泊まれるのも魅力ですね。
レストラン
通常はレストランとして営業をしているお店を貸切るため、クオリティの高い料理でゲストをもてなすことができます。オリジナルメニューを一緒に考えたりできるのもレストランの良いところ。
司会者や引き出物など持ち込み料が発生しないレストランも多く費用が抑えられるのも魅力です。
レストランでの結婚式の際は、挙式をどこでやるのか考えましょう。併設しているレウトランもありますが少ないので確認しましょう。
式場にも特徴があることがわかりましたね。
もっと詳しく知りたい人は結婚式場って何が違うの?知っておきたい挙式スタイルの特徴を見てください。
その他にクルーズやガーデン(公園)ウェディング、最近では古民家や水族館でやるものもあるんです。
プロデュース会社については後で詳しくご紹介します。
3.結婚式場の探し方・探すために準備することを知る
結婚式をやりたい会場や挙式方法はありましたか?
結婚式をやる意味や種類がわかったところで、一般的な結婚式場の探しかたについてお伝えしたいと思います。
また、式場探しを始める前に両親を含め話し合っておく必要があるのでご確認ください。
3-1.結婚式場の探し方はいくつかある!
結婚式場を探す方法は下記のように5つあります。
結婚式場を探す方法
- 結婚情報誌
- 結婚情報サイト
- ブライダルフェアに参加
- 知人や友人のアドバイス
- ブライダルカウンターで相談
それぞれメリット・デメリットがあり、どの方法を利用するかはあなたが結婚式場探しのどの段階でどのような情報を求めているかによっても変わってきます。
決め方については式場を決めるポイントをかなり詳しく書いた理想の結婚式場の決め方・選び方は?見極めポイントをすべて解説します!の記事もありますのでご覧ください。
それでも会場を決めきれない人やどの会場がいいかわからなくなった時はブライダルカウンターに相談しましょう。アドバイスがもらえます。
3-2.結婚式を探し始める前にある程度決めておくこと(両親に確認すること)
続いては、探し始める前に決めておくべきことを紹介します。
最初にも言いましたが、ただなんとなく式場を探すとやりたいことができないくなってしまい後悔することが多くなります。
また、両親との考えの違いに式場選びが進まなくなることもあります。
ですので、下記のことだけは両親の考えも聞いて、2人の結論を決めてから式場を探しましょう!
- 招待するゲストの人数
- 結婚式の予算
- 希望している時期や日程、時間帯
招待するゲストの数
結婚式の費用は料理や引き出物等など関わってくるので招待人数で大きくかわります。
また、披露宴を行う会場にはそれぞれ対応人数があります。
会場に対して、ゲストの人数が見合ったものでなければいけません。
会場側も招待人数に合わせて会場を紹介してくれるのである程度決めておきましょう。
勝手に決めて、後で調整をするのは大変ですし呼べない人が出るなんてことも考えられます。
招待状を出すときにはリストアップが必要になるので、実際に呼びたいと思っている人を書き出しておくと漏れもなく、後で行う作業が楽になりますよ!
結婚式に誰を呼ぶ?知っておきたい招待する人の決め方と注意で詳しくリストアップの方法をご紹介しています。
新郎新婦でゲストの招待人数に大きな差があるんてことも起こります。そんな時は下記の記事をご覧ください。
結婚式の予算
結婚式の費用は平均で350万円ほどかかります。ご祝儀である程度戻ってきますが、自己負担は150万円ほどになるのが平均です。
平均なので安く抑えることも可能なので、自分たちが結婚式費用に使える金額を決めて式場を探しましょう。
前項で予算については詳しく書きましたので詳しくはそちらをご覧ください。
結婚式をする時期や日程、時間帯
日取りというと平日や土曜日、日曜日、祝日を連想するのではないでしょうか?
ですが実は他にも「六曜」や「式の時間帯」「シーズン」などたくさんのことが関係してきます。
六曜をご存知でしょうか?「大安」や「仏滅」と聞くわかる人が多いかもしれません。
結婚式で人気なのは「大安」です。この六曜は親世代は気にする人が多いので注意をしましょう。
時間帯とは式場よっては1日に何件も式を執り行うことがあります。
午前中やお昼、夕方と時間帯も選べる場合あがります。
遠方からくる人が多い場合は時間帯も気をつけたいポイントです。
結婚式にはオンシーズンとオフシーズンがあります。
気候のいい春や秋はやはり人気でオンシーズンとなります。
人気の日取りは割引がきかず、費用が高くなります。
逆に人が避けがちな日取りは式場も予定を埋めたいので安いプランを準備していたり、特別割引があったりします。
ですので、ここでも両親の考えを確認しておき、日取りを決めましょう。(両親もですが招待する人の気持ちも忘れずに考えて決めましょう♪)
両親が反対しないのであればオフシーズンの仏滅で日曜日の夕方の式だと大変価格が安くなることもあります!
+α 二人でどんな結婚式にしたいか話し合っておく
先ほど決めたことは結婚式の概要です。もう少し具体的な内容についても話し合いをしましょう。
カップルで結婚式において、「何がしたいか」や「何を重視するか」大まかに話し合っておくと後悔ない結婚式になります。
金額に差が出るのは、どんな結婚式にしたいかで大きくかわります。(この演出は必ずしたいとか、料理にこだわりたい、ドレスにこだわりたい、引き出物にこだわりた、従来の結婚式ではなく1.5次会のようにしたい、仕事の人も多いでかしこまった式にしたい、ペットと結婚式をしたいetc)
つまり、未来の新郎新婦は結婚式することになった♪
豪華で綺麗だからこの会場にしようと決めてしまうと後で後悔するのでどんな結婚式をするかを考えて会場探しを始めましょう。
4.結婚式場探しで後悔しないための注意点
何度もいいますが、ウェディング業界には独特の習慣があり多くの人が結婚式をするまで知らなかったことがたくさんあります。
ですので、それらのことを踏まえて式場選びをしてください。
結婚式は式場と契約する場合とプロデュース会社と契約するパターンがある
一般的な結婚式は前項の方法で情報を集めて自分好みの会場を探して結婚式場と契約します。
そして、式場と契約した後で、その結婚式場に所属しているウェディングプランナーが結婚式の中身をプロデュースするのです。
極端な例ですがフラワーシャワーしたかったのにこの会場ではできないと言われて諦める…これが不満につながることもあります。
プロデュース会社と契約する場合は、2人の話を聞いた後に結婚式のプランを提案してもらい会場を決めていきます。
なので契約も式場とするのではなくプロデュース会社として、プロデュース会社が会場を押さえてくれます。
なので、前項で触れたクルージングやガーデンウェディングなど変わった結婚式も可能になるんです。
また、プロデュース会社は会場探しの段階から専門家に相談でき、当日までずっとお世話をしてくれるので安心材料の一つにもなります。(プロデュース会社にももちろんデメリットもありますので詳しくは下記の記事をご覧ください。)
https://nws-numazu.jp/produce-company/
大事なことは式場探しをしている段階から「どんな式にしたい」や「こんな演出をしたい」、「こんなものを持ち込みたい」とイメージをしてから会場を探せば理想の会場に巡り会えます。
2人でしっかり話し合いましょう。
結婚式場と契約すると会場で紹介される業者しかつかえないしばりがある
結婚式にこだわりがある人は着たいドレスがあったり、引き出物に入れたい品があったりますよね?
実はそういったアイテムは簡単には結婚式では使えないんです!
結婚式場にはドレスショップや装花屋、カメラマン、司会者、メイクなど提携しているお店があります。
式場側は新郎新婦がその提携しているお店を利用すると紹介料として中間マージン(お金)を提携業者から受け取ることができます。
そして、提携店は式場側を通すことで確実に顧客を得られるので売り上げを得ることができます。
お互いに利益が発生するのでまさにウィンウィンな関係となっているのです。
ですから、新郎新婦が提携業者を利用しないとなると、式場側は入ってくるはずのマージン(お金)が入りません。
お金が入ってこないのは式場にとって致命的なので、簡単に新郎新婦が提携店以外で準備したアイテムが使用できないんです。
なかには持ち込むことすら認めない会場もあります。
確認しないまま契約すると、それを使用するために更にお金がかかったり、使用できないことになってしまいます。
「持ち込み料」というお金が発生する
前項で簡単に好きなアイテムを使用できないと話しましたが、「持ち込み料」を払えば使用できるところもあります。
式場は提携している店を利用しないなら、持ち込んできた品を結婚式まで「管理」しないといけないため、「管理費」という名目で「持ち込み料」がかかります。
詳しくは結婚式の持ち込み料って何?少しでも安くするコツもお伝えしますの記事をご覧ください。
一般的に持ち込み料が発生する内容としては以下のようなものがあります。
一般的に持ち込み料がかかるもの
- ウエディングドレス
- ブーケ
- 引き出物
- ヘアメイク
- ペーパーアイテム(招待状、座席のネームプレートなど)
そもそも持ち込みをお断りしている式場もあります。
持ち込みができるのか、またできるのであれば持ち込み料はかかるのかが、見積もりをもらうときに確認しておきましょう。
式場で紹介される物はマージンが上のせされていて、なんでも自分で手配したほうが安くなります。
ちなみに会場と契約してからだと絶対に持ち込み料の割引やアイテムの使用を許可してくれません。
もし交渉するなら式場との契約前にしましょう!
最初にもらった見積もりからは絶対に金額があがる
リクルートブライダル総研の調査によると、8割の人が見積りよりも最終的な費用があがったと答えています。
なので、最初の見積もりでなんとか憧れの会場で結婚式ができると思って契約をしてしまうと、最終金額の高さに驚愕してしまいます。
驚愕ですんで、結婚式ができればいいですが高すぎて、会場を変える人もいるんです。しかも、会場をかえたら、当然キャンセル料が発生します。
こんな体験絶対にプレ花嫁さんにしてもらいたくないので注意しましょう!!
なぜ見積もりがこんなに上がるかと言うと、一番はじめにもらう見積書は必要最低限のものしか入っていない内容のものだからです。
この時点での見積もりが安い理由は下記のような理由からです
- まだ希望するものが具体的に分かっていない
- 安い見積書の方が営業しやすい(他の式場との競合)
- アップグレードを勧めやすい
ですので、見積もりを出したもらうときは、なるべく自分たちのやりたいことを盛り込んでもらって見積もりをだしてもらいましょう。(または高いプランで見積もりを出してもらう。)
見積もりの値段が上がりやすい項目や節約方法を下記の記事でご紹介しています。合わせてご覧ください。
見積もりには入らない結婚式場以外に払うお金がある
見積もりの話を前項で話しましたが、見積もりを工夫して金額上がらない様にして予算に収まりそうと安心してはいけません!
結婚式の費用のなかには式場に払う以外にもお金がかかるものがあります。
お車代、お礼、心付けや遠方からくるゲストの宿泊費などです。
これのお金は人それぞれなので、一概に金額が出せませんが、しっかりと予算に組み込んでおきましょう。
お車代
遠くから結婚式に参加してくださった人や主賓や乾杯の挨拶をしてくれた人に渡す。
お礼
受付や余興、司会やカメラなど引き受けてくれた友人へ渡す。
心付け
プランナーや介添え、司会者やカメラマンなど当日に関わる人に渡す。
心付けは渡さない人もいますので、どうするかは両親を含めて決めましょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
結婚式の料金は不透明なので、交渉次第で安くなる
結婚式は「ご祝儀価格」と言われるように、実際何にどれくらいお金がかかっているのか不透明な部分もたくさんあります。
アイテム一つとっても通常で買ったらこんなにしないという価格です。
これはやはり先に話した中間マージンがかかるためです。
値引きしてもらいやすい項目まとめ
- 持ち込み料
- 会場使用料
- 機材レンタル料
- ドリンク代
値引き交渉は成約前が鉄則
見積もりをもらう段階ではまだ成約には至っていないはずです。
値引きは式場側が顧客を獲得したいときに使ってくるある意味作戦ですので、値引きしてもらうなら成約前!これは鉄則です。
ですが、今契約していただけるのなら…」という枕詞から始まる営業トークには注意しましょう。
どんなに値引きしてもらったつもりでも、「今なら」という言葉でもらえる値引きは大した額ではありません。
それよりも、一度持ち帰ってしっかり考えて交渉する方が値引き率は断然上がります!
詳しくは 少しでもお得に結婚式をするための値引き交渉術を合わせてご覧ください。
式場紹介会社を利用すると安くなる
前項で交渉すると安くなるといいましたが、結婚式場紹介サービスを利用すると交渉なしに割引が効く場合があります。
交渉をしないですむからには理由があります。
自分が探している条件と合うなら、結婚式場紹介サービス(プロデュース会社)を利用しない手はありません。
会社によっては結婚式場サイトの利用だけで簡単に式場を探せる会社もありますし、相談カウンターの利用が必須のところもあります。(住んでいる地域に対応しているかも確認が必要です。)
サイトやカウンターのそれぞれの特徴まとめています。
あなたにあった会社を知ってぜひ活用してみてください。
まとめ
結婚式に関わるこれだけは知ってほしいことを書いていきました。
管理人が結婚式場を探してみてよくわからなかったところやもっとしておけばよかったところをまとめました!
自分が実際に探してみるともっと疑問の思うこともあるかもしれませんが、やはり一番大事なのはある程度下調べや情報を得てから会場を探すことです。
なにごとも、勢いで始めるといいことがありません。
もう一つ大切なのは、2人で話し合いをしっかりすることです。面倒くさがりのパートーナーの人もいると思いますが、これからの夫婦生活話し合いが不可欠です。
皆さんが幸せな結婚式ができますように!!
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